テニスの王子様

□ミルククラウン
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「ねぇねぇブーちゃん。」


「だーれがブーちゃんだ。ふざけんなよぃ」


「じゃあブタ?」


「ブ'ン'太!」



今は学校が終わって、ブン太の家に居る。

今日は先生達が出張のため部活は休みらしい。



だから久々にこうしてゆっくりして、ブン太をからかって(ここ重要)遊んでいる。


いじめじゃないです、愛です。



しかし私の言葉にブーブー……もとい、キーキー文句言うブン太。
だってお菓子ばっか食べてるんだから仕方ないじゃん。



ブタブタ言ってるといじけてきたから、でも私はデブン太でも好きだよー、って言ったら叩かれた。



……ちょっと痛い。




「女の子に暴力ふるうなんてサイテー」


「彼氏の悪口しか出てこねえお前もだろぃ」


と、ブン太はぶすくれている。




「てか今日ホント沢山お菓子もらったねー、ブン太。みんなブン太の事太らして食べる気じゃない?」




ケタケタ笑いながら言ったら、本格的にいじけて、膝を抱え込んでしまった。








……やり過ぎたかなー。






「ねぇブン太。」


「…。」



…無視かい。



「ブン太ってばー」


「…。」


「ねぇー」


「…。」


「ごめんって」


「…。」




おいコラ全無視かい。

謝ったぞ。私は謝ったぞ。




「ブン太ごめんってー…」


「…。」



無視をきめこむブン太、そろそろこちらも心が折れてきた…かも。

彼氏に無視されるって思いのほかキツいのね!なんて雰囲気に合わないふざけた感じでどうしようか考えていると、察してしまったのか、更にいじけてしまった。




…長らく一緒にいるとバレるもんだなー。





「ねぇ、ブン太」


「…。」




無視されるのは分かってたが隣に行って座る。肩に頭をのせたら、ブン太がビクッとした。




「まだ怒ってんのー?」


「…。」






…こいつはガキか。私本当にムカついてきたぞ。


ふぅ、と息をついて立ち上がると、え、みたいな顔して見てきた。

何さ、君が無視するからデショ。






何、と聞くとまた顔を下げた。


今更口を聞くのはバツが悪いのかな、少し開けた口をすぐ閉じてしまった。




…今の感じを見るともう怒ってはいないよね。








もう怒ってないなら意地張んないでよ、って言うと眉をしかめながら何か言いにくそうにしていた。





そして目を泳がせながら、

「今日ぐらい…優しくしろよぃ」なんて寂しげに言ってきた。


だから思い切り抱きついてキスしてやるとすんごい顔して私の顔見てきたから、思いっきり笑ってやった。










ミルククラウン

(お、お前ふざけ…っ!//)
(やだブン太真っ赤ー)


クラウン=おどける、ふざける
     滑稽な





りんごほっぺ様提出

2011.4.19
――――――――――

せっかく素敵お題頂いたのにぐだぐだww言い訳させてもらいますと、時間がなかっt((

嘘です、文才ないだけです^q^



読んでくださった方、有り難うございます^^!!

そして素敵お題様、有り難うございました^^!!






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