少年陰陽師×灰男

□第3話
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「ん〜 」

窓から入る朝日で私は目が覚めた


暖かい布団から出たくなくて ごろっと寝返りをうった


「クスッ」


すると私一人の筈の部屋から笑う声が聞こえた



「! 誰!?」



私は飛び起き、声のした方を見た


するとそこには顕現し布団の横に座り柔らかく微笑む自称私の相棒の太裳


太「ただいま戻りました
娜嗣」


「太常!
おかえり!!」


私は思わず太常に抱き着いた


太「っな!!!////」


太常は驚きつつも顔を赤くして私を受け止めた


太「…コホン
娜嗣早く支度をしないと
また 昌浩様が来てしまいますよ?」


「はっ!
そうだった 早く仕度してジュリーさんのとこ行かなきゃ!」



私は布団をたたみ、桐だんすから着物と袴を取り出して着替え始めた



太裳はまた顔を赤くしてそそくさと部屋から出ていった


(恥じらいを持ってください!)
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