SFハンドブック

45件

【月 (つき)】

【創作】

地球の衛星

moon(英)
luna(ラテン語)

黒羽コーポレーション発祥の地。

月に移住した人類は隕石を避けて地下に居住を求めた。

月世界人達は地球人から地鼠(ヂネズミ)もしくはルーニーと呼ばれている。

月には月世界政府という名ばかりの小さな政府(旧黒羽一族)があった。

深刻な資源不足に悩まされた月世界政府は地球連邦政府に助けを求めるも地球連邦政府からは不平等な条約を課せられるばかりで一向に改善されなかった。

地球からは新たな流刑人が一方的に送られ続けてきた。

絶望した黒羽一族は火星を新たなフロンティアとして月を脱出して黒羽コーポレーションを設立した。

黒羽一族は地球からの完全な独立を果たした。

現在月は黒羽コーポレーションの支援を受けながら細々と存続を維持しておりその詳細は全く不明である。


【月の特性 (つきのとくせい)】

【引用】

地球の衛星

物理的特性

平均公転半径 384,400 km

近地点距離 (q) 362,000
± 4,000 km

遠地点距離 (q) 405,000
± 2,000 km

離心率 (e) 0.0549

公転周期 (P) 27日7時間43.2分

平均軌道速度 1.022 km/s

軌道傾斜角 (i) 5.1454 度

長短径 3,475.8 km
(赤道)
3,471.3 km
(極)

直径 3,474.3 km(平均)

表面積 3,800万 km2

質量 7.347673
× 1022 kg

地球との相対質量 0.01230002

平均密度 3.344 g/cm3

表面重力 1.622 m/s2
(0.165 G)

脱出速度 2.378 km/s

自転周期 27日7時間43.2分
(恒星月、公転と同期)
29日12時間44分
(朔望月)

光度 -12.66 等(満月)

アルベド(反射能) 0.12

赤道傾斜角 1.5424 度

表面温度 最低 平均 最高

40 K 250 K 396 K
年齢 約46億年

大気圧 10-7 Pa(昼)

10-10 Pa(夜)

「月 (衛星)」
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2011年4月28日 (木) 23:55


【ディモスポート (でぃもすぽーと)】

【創作】

太陽系外縁向け宇宙港

衛星ダイモスに建造された太陽系外縁宇宙向け超長距離型貨客ロケット発着場。

ダイモスにある数少ないクレーターの一つを掘削して垂直型発射台としている。

ダイモス表面にはフォボスポートとの連絡基地が設けられておりその姿は殆ど確認できない。


【ドレイクの方程式 (どれいくのほうていしき)】

【引用】

ドレイクの方程式(―ほうていしき、 )とは、宇宙にどのくらいの地球外生命が分布しているのか推定する方程式である。

この方程式は、我々の銀河系に存在し人類とコンタクトする可能性のある地球外文明の数を推測するために、1961年にアメリカの天文学者であるフランク・ドレイクによって考案された。

1.Drake, F.D., Discussion of Space Science Board, National Academy of Scientific Conference on Extraterrestorial Intelligent Life, November 1961, Green Bank, West Virginia.

2.Wallenhorst, S. G. "The Drake Equation Reexamined," ROYAL ASTRON. SOC. QUARTERLY JOURNAL vol.22, P. 380, 1981. PDF
 http://articles.adsabs.harvard.edu/cgi-bin/nph-iarticle_query?1981QJRAS..22..380W&data_type=PDF_HIGH&whole_paper=YES&type=PRINTER&filetype=.pdf

3. Milan M. Cirkovic, "The Temporal Aspect of the Drake Equation and SETI," Astrobiology, vol.4, pp.225-231, 2004.

「ドレイクの方程式」
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2010年12月2日() 14:05


【ヌララ (ぬらら)】

【創作】

スラング

ヌララとは地球人が火星に住む人々を侮蔑する時に使うスラング。

空っぽ頭の娼婦という意味を含んでいる。

二十世紀の古いコミックから引用しているらしいが由来を知る者はいない。

火星で使えば五分と生きていられないだろう。

その他のスラング

『ルーニー』:地球人が月世界人に対して使う。

『ウェルフロッグ』:火星人、月世界人が地球人に対して使う。


【ハビタブルゾーン (はびたぶるぞーん)】

【引用】

ハビタブルゾーン(HZ:habitable zone)とは、宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境となる天文学上の領域。

日本語では「生命居住可能領域」と呼ばれる。

この領域の惑星や衛星は居住候補として優れており、そのため地球外生命が存在する有望な候補である。

天文学者は、「惑星系のハビタブルゾーン」や、「銀河系のハビタブルゾーン(GHZ)」に生命が存在する可能性があると考えている(後者の研究はまだ初期段階である)。

「ハビタブルゾーン」
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2010年10月27日() 23:44


【パーセク (ぱーせく)】

【引用】

パーセク(parsec, 記号:pc)は天文学で使われる距離を表す単位である。

1981年までは天文学の分野に限り国際単位系(SI)と併用して良い単位とされていた。

年周視差が1秒角となる距離が1パーセクとなる。

すなわち、1天文単位(AU)の長さが1秒角の角度を張るような距離を1パーセクと定義する。

1パーセクは約3.26光年、約206,265AU、3.08568 mになる。
名称は"per sec"(毎秒)の意味と説明されることがあるが、これは誤りである。

正しくは、parallax(視差)とsecond(秒)を組み合わせてできたものである。

「パーセク」
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2011年3月25日() 22:59


【フォボス (ふぉぼす)】

【引用】
火星第一衛星

ギリシャ神話ホボスに由来する。

(Mars I Phobos)

フォボスの特性

平均公転半径 9,378 km

離心率 (e) 0.0151

公転周期 (P) 7 時間 39.2 分
(0.319 日)

軌道傾斜角 (i) 1.02 度

物理的性質

三軸径 27.0 × 21.4
× 19.2 km

表面積 ~6,100 km2

質量 1.26 × 1016 kg

火星との相対質量 2.0 × 10 8

平均密度 1.95 g/cm3

表面重力 0.0084- 0.0019 m/s2

脱出速度 0.011 km/s

自転周期 7 時間 39.2 分

もう一つの火星の衛星であるダイモスより大きく、より内側の軌道を回っている。

「フォボス (衛星)」
出典: フリー百科事典
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最終更新 2011年4月5日 (火) 16:57


【フォボスポート (ふぉぼすぽーと)】

【創作】

太陽系宇宙港

衛星フォボスに建造された宇宙港。

対地球、対月向けの長距離型貨客ロケット発着場。

フォボス内部に長い傾斜型発射台が建造されており外部からその姿を見ることはできない。

フォボス表面に設置されたマルスポート、ディモスポートとの連絡基地が微かに確認できる程度である。


【ブラックホール (ぶらっくほーる)】

【引用】

ブラックホール (Black hole) は、重力が強く、光さえも抜け出せない時空の領域のことを指し、その中心に特異点が存在する。

大質量の恒星が超新星爆発した後、自己重力によって極限まで収縮することによって生成したり、巨大なガス雲が収縮することで生成すると考えられている。

ブラックホールの境界は、事象の地平面 (event horizon) と呼ばれる。一般相対性理論では、厳密にはブラックホールは、『時空の他の領域と将来的に因果関係を持ち得ない領域』として定義される。

21世紀初頭現在、ブラックホール自体を直接観測することはまだ成功していないが、周囲の物質の運動やブラックホールに吸い込まれていく物質が出すX線や宇宙ジェットから、その存在が確実視されている。

銀河の中心には、太陽質量の〜倍程度の超大質量ブラックホール (super-massive black hole) が存在すると考えられており、超新星爆発後は、太陽質量の10倍〜50倍のブラックホールが形成されると考えられている。

20世紀末には、両者の中間の領域(太陽質量の程度)のブラックホールの存在をうかがわせる観測結果も報告されており、中間質量ブラックホール (intermediate mass black hole; IMBH) と呼ばれている。

「ブラックホール」
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2010/12/08 13:32




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