SFハンドブック
45件
【黒羽コーポレーション (くろはこーぽれーしょん)】
【創作】
火星の代表機関
黒羽一族が設立した火星の事実上の政府機関。
コーポレーションと名乗っているが、一般的な企業とは異なる。
株式等の公開はしていない。
いわば独立社団法人みたいなものである。
地球にいた頃は黒羽宇宙科学技術開発総合研究所という怪しげな研究所であったがさっさと地球に見切りを着けて月に拠点を移した(この頃からクローン人間の研究に手を染めていたのではないかと推測される)。
月では月世界政府の設立に尽力を尽くして地球連邦政府との交渉役を勤めるも再び地球に見切りを着けて地球連邦政府に影響されない遠い火星にいち速く移転した。
火星に於いてついにクローン技術など地球や月では成し得なかった禁断の研究を完成させて現在の黒羽コーポレーション設立に至った。
黒羽宇宙科学技術開発総合研究所時代
25??年〜27??年
代表黒羽進一郎
(シンイチロウ)
月世界政府時代
27??年〜296?年
代表黒羽大輔
(ダイスケ)
黒羽コーポレーション時代
296?年〜現在
代表黒羽阿斗夢
(アトム)
【コマンダー (こまんだー)】
【創作】
戦闘用ブローンの現場指揮官
ある程度の知性が認められる。
【再処理センター (さいしょりせんたー)】
【創作】
ブローン再処理センター
イレギュラー体ブローンの最終処分場。
便宜上再処理センターと呼んでいるだけで実際にブローンを再生するわけではなくブローン達の食料品としてイレギュラー体を加工処理する工場のことである。
【スケーター (すけーたー)】
【創作】
火星の都市間を結ぶリニアモーター式のいわば地下鉄。
スケーターは愛称。
網の目のように張り巡らされた地下チューブを高速で移動する。
最高時速
620q/h公称
約12火星時間で火星を一週する。
マントル活動が無い火星では資源開発を兼ねてほぼ全ての施設が地下に建造されている。
また、重力も地球の40%程のため落盤の可能性が低いと言われている。
現在まで、落盤事故は0件(公称)である。
三本の磁力レールに支えられる形で滑るように移動す流線形のカプセル。
窓は無い。
黒羽コーポレーションが提供する宣伝が絶えずモニターから流されている。
黒羽コーポレーションが当初、月で開発した技術を更に発展させたもの。
【頭脳マッピング (ずのうまっぴんぐ)】
【創作】
再教育プログラム
ユニーク体と判定されたブローンは脳内思考モデルをコンピューター内にマッピングされる。
コンピューター上で問題となる箇所を取り除いてブローンの脳にリロードされる。
リロードされたユニーク体は再訓練を受けなければならない。
再度ユニーク体と判定されたブローンは強制的にイレギュラー体と判定されて再処理センターに送られることとなる。
【赤色矮星 (せきしょくわいせい)】
【引用】
赤色矮星(せきしょくわいせい、red dwarf)とは、主系列星の中で特に小さい恒星のグループ。
主にスペクトル型M型の主系列星を指すが、低温のK型主系列星の一部を含めることもある。
「赤色矮星」
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新2011年1月20日() 11:17
【ダイモス (だいもす)】
【創作+引用】
火星第二衛星
(Mars II Dimos)
ギリシャ神話のディモスに由来する。
ダイモスの特性
平均公転半径 23,459 km
離心率 (e) 0.00052
公転周期 (P) 1日 6時間 17.9分
(1.263 日)
軌道傾斜角 (i) 1.82°
三軸径 15.0 × 12.0
× 11.0 km
質量 1.8 × 1015 kg
火星との相対質量 2.8 × 10 9
平均密度 1.7 g/cm3
表面重力 0.0039 m/s2
(3.9mm/s2)
脱出速度 0.0069 km/s
(6.9m/s)
自転周期 1日 6時間 17.9分
公転と同期)
アルベド(反射能) 0.07
赤道傾斜角 0°
表面温度 233K
大気圧 0kPa
フォボスよりやや小さくより外側の軌道を回っている。
「ダイモス (衛星)」
出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2011年2月25日 (金) 04:53
太陽系外縁宇宙に向けて長距離航行貨客ロケットの発着場(ディモスポート)として使われている。
【ダメージボーン (だめーじぼーん)】
【創作】
ブローン製産工程において初めから身体的障害もしくは精神的障害を持って産まれたブローンのこと。
ダメージボーンと判断された個体は即座に廃棄処分となる。
現在の発生率
0.0072%
極めて稀なケースと言える。
【地下チューブ (ちかちゅーぶ)】
【創作】
地下鉄(スケーター)のいわゆる線路。
有事の際には避難路ともなる。
また、エアダクト(ライフライン)としての機能も兼ね備えている。
全ての都市はアルカディアシティを中心として地下チューブで接続されており、自分がどこにいるのかわからなくなるのでナビシステムが確立するまで迷子となる者が続出した。
南北の極冠にまで及ぶ。
総延長距離
推定20万キロメートル
(鉛直方向距離も含む)
現在も増設中。
【地球 (ちきゅう)】
【創作】
earth(英)
terra(ラテン語)
太陽系第三惑星
人類発祥の地
三十世紀初頭、世界人口時計が限界を突破してから数百年、地球では幾度も大きな戦争を繰り返しながら僅かに均衡を保ってきた。
新たなフロンティアを月に求め人類は進出した。
しかし、地球にとって月は搾取の対象でしかなく慢性的な資源と労働力不足に喘ぐ月と地球の間で深刻な緊張が生まれようとしていた。
そしてついに火星までが……
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