我が子の爆裂旅日記←

□ホムンクルス夫婦!
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「何これ」



さとは自分の目の前に置かれた小瓶を見て、首を傾げていた。

「すっごい面白い奴♪地下街で買ったんだ^^」

にこやかに話すりょうちゃん。彼によると、2人の髪の毛をそれぞれ1本使い、髪の毛の持ち主のクローンを作るのだとか。


「んなこと出来んの?科学って進歩してんだね…」
「まあ実際にやってみれば分かるよ。」

2人は早速自分の髪の毛を1本、小瓶に入れた。
「ひゃっ、一瞬で溶けた…」
「じゃ、次にこれに中身入れて。」

彼女は言われた通り、正方形の箱のような物―正確にはその箱に開いた穴に小瓶の中身を移した。
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