「ちょ、ちょちょ！」
「ん？」
「なにその格好」
「おかしいか？」
「ううん」
「じゃあどうした？」
「えーっと、その手に持ってるものは何？」
「アイスコーヒーと工具」
「え？」
「え？」
「アスランさ外見てみなよ」
「…いい天気だな」
「本当にね」
「で？」
「えー」
「えー、ってなんだよ」
「だってさ、いい天気だよ？」
「だからそう言っただろ」
「そうだね！こんなにいい天気なのに、君はそんなラフな格好で、しかも手には飲み物と工具って」
「天気関係ないだろ」
「大あり。普通さ、天気いいな出かけよか？ってならない？なるよね！」
「…」
「ひどいよアスラン」
「あのな」
「この引きこもり！」
「言うに事欠いてお前」
「ひどい」
「どの口がそれを言うんだ」
「いひゃい！いひゃい！」
「この口か」
「…何も抓ることないじゃん」
「キラ」
「なに？」
「お前この数日何してた？」
「えへ」
「誤魔化されないからな」
「えへへ雨が降ったりやんだりで面倒くさくて」
「で、誰が引きこもりだって？引きこもりのキラさん？」
「そこ根に持っちゃうの？！」
「不名誉な称号はいらん、因みに洗濯物はやったからな」
「さすがアスラン！だいすき！」
「はいはい。と言う事で俺は籠る」
「えー人の話聞いてた？」
「…出かけたいのか」
「別に」
「なんだそれ」
「うーん」
「あー分った分った。後で買い物行くから手伝って」
「やった！アイス買おう！」
「それが目的か？」
「ん？」
雨の日ってさ、やる気でないよねって話。
特に独りきりだと
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