裏NOVEL
□Daring chronicle
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身体を重ねる時いつも恥じらうリーマスが、大胆な様子を見せたのは…催淫剤入りのジュースを知らず飲まされていたから。
作ったのは知らずに調合したセブルス。(ジェームズが横から手を加えて仕上げた)
渡したのはジェームズ。
飲ませた犯人はシリウス。
たまにはリーマスからねだって欲しいとシリウスが洩らした一言に、ジェームズがにやりと取り出したのがソレだった。
「マンネリ化してるってんなら使ってみなよ?」
「してねぇよ!けど、そなもんそう簡単に手に入るのかよ」
「あ〜コレは手作りだから。別に市販されてるやつじゃない」
「んな怪しいもの、リーマスに飲ませられるか!」
「平気さ。実証済み」
ジェームズが実証と言ったらセブルスで…となる。
「使った…のか?」
「なかなか良かったよ」
「……ふ〜ん」
半信半偽。
先ず手作りって点を訝かしみ、使われた本人に不信を抱く。
「あとこれだけしか残ってないのに…親友にあげるって言ってるんだよ?試す価値はあると思うけど」
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