裏NOVEL
□HEAVEN
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「平気だって。この時間ならみんな談話室にいるからさ」
「でも…」
波でふるっと振るえながら肩を押す力を強める。
「我慢できないって、ココは言ってるけど?」
トロトロと滴るリーマスの先端に指を擦りつけると、引き離す力が弱まった。
「シリ…ウスっ、…ぁ」
押す手がシャツを握り絞め、襲ってくる波に対抗する。
けれどシリウスはあおるように上下にリーマスのものをなぞり、首筋に頭を埋めて耳の後ろに舌を這わした…。
「やっ!…ふっ…ぁっ…、はぁ……ん…っ!」
リーマスの感じやすい耳ををなぶって、濡れた指をせわしなく動かせば、絶え間無く耳元に恋人のあえぎが聞こえてくる。
シリウスは気を良くして、紅い印を身体中にいくつもつけていった。
ボタンを外され、肩から落ちたシャツが余計にいやらしさを引き立てる。
「あ、はぁ…っ!」
順に下りてきた舌が胸の突起をついばみ、円を描くように舐めてきた。
リーマスは堪らず肩をすくめて耐える。
下肢と突起を同時に責められれば抵抗力は削がれてゆく。
「もっ…ダ、メ───!」
快感の為に溢れた涙が、頬を伝って溢れシリウスの額に落ちた。
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