裏NOVEL

□be satisfied
1ページ/20ページ


何気無い会話の途中で、ふとリーマスが言い出した。

「ジェームズって本当、セブルスには優しいよね」

隣にいるシリウスも相づちを打ち、珍しくセブルスに付いての意見を述べる。

「いっつも猫撫で声で可愛がって…まぁ、確かに猫っぽいがな」

シリウスの意見に苦笑を洩らし、リーマスは少し考えてからぽつりと疑問を口にした。

「ずっと聞きたかったんだけど…」

何か言い辛い言葉なのか視線をシリウスに投げる。受け取った本人はあっけらかんと言い放った…。

「なぁ、お前らってヤってるときはどんな感じなんだ?」

流石の僕もビックリだ。

「──いきなりだね…」

「だってよ〜あんなに大事にあいつを扱ってたら、最中に無茶出来ねぇじゃん。俺には無理!」

「…すごくシリウスらしい意見だよι」

呆れの込もった苦笑いを浮かべ、その後溜め息を吐く。
と、リーマスが更に汗をかかせてくれた。

「実際、手加減してくれなくて困るのは僕なんだけどね」

_
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ