裏NOVEL
□be satisfied
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何気無い会話の途中で、ふとリーマスが言い出した。
「ジェームズって本当、セブルスには優しいよね」
隣にいるシリウスも相づちを打ち、珍しくセブルスに付いての意見を述べる。
「いっつも猫撫で声で可愛がって…まぁ、確かに猫っぽいがな」
シリウスの意見に苦笑を洩らし、リーマスは少し考えてからぽつりと疑問を口にした。
「ずっと聞きたかったんだけど…」
何か言い辛い言葉なのか視線をシリウスに投げる。受け取った本人はあっけらかんと言い放った…。
「なぁ、お前らってヤってるときはどんな感じなんだ?」
流石の僕もビックリだ。
「──いきなりだね…」
「だってよ〜あんなに大事にあいつを扱ってたら、最中に無茶出来ねぇじゃん。俺には無理!」
「…すごくシリウスらしい意見だよι」
呆れの込もった苦笑いを浮かべ、その後溜め息を吐く。
と、リーマスが更に汗をかかせてくれた。
「実際、手加減してくれなくて困るのは僕なんだけどね」
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