☆キリリク物☆
□響希様
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『何よりも、大好き』
「サスケェ…サスケェ〜?」
林の中に、ナルトの声が響く
「何処に居るんだってばよ…サスケェ」
そして木のうえからそれを見ているのが一人
ずさっと音がすると同時に、ナルトも振り返る
「何度も呼ばなくても、此処にいる。」
「サッスケェ!!…ぉわっ」
ナルトがサスケの許に走って近寄っていく
ナルトの周辺は広く切り開かれた場所で、特にこれといってつまづく物はないのだが、ナルトは何かにつまづいてよろける
「ナルト?!………」
サスケの腕が細いナルトの体を支える。
ナルトは顔をあげると、サスケに愛らしい顔を向けた
「ありがとう!サスケッ」
そして、抱きつく
ナルトの髪の毛から、微かにシャンプーの匂いが鼻を掠める
「ナルト…」
「ん?……んっ///…サスッ…」
口付けてきた、サスケにナルトはされるがまま
「サスケ…?」
「ナルト…好きだ」
「…///俺もだってばよ」
ナルトの笑顔は天下一品だと思うのは、自分だけだろうかとサスケは思う。