２
□74
1ﾍﾟｰｼﾞ/5ﾍﾟｰｼﾞ
《さぁ“ボールマン”サンジは敵陣でどう動く！？
引くか攻めるか》ｲﾄﾐﾐｽﾞ
「やるどーーー！！！」ﾋﾟｸﾙｽ
《まずは行った〜〜〜〜〜〜！！
「タックルマシーン」ピクルス！！！》ｲﾄﾐﾐｽﾞ
「よーーーーし…
おれが一人で片ァつけてやる」ｻﾝｼﾞ
『すっげーー！』
軽々飛び越えちゃったよ！！！
「うわ！！」ｻﾝｼﾞ
『え？』
＜ツルン！！＞
「な…何だ
こいつの皮膚…ぬるぬるするっ！！！」ｻﾝｼﾞ
え、やばい、マジで無理なんだけど！！
ぬるぬるとかマジでダメなんだけど！！！
《突きだしたビックパンの腕で滑るコックサンジ！！
そりゃーそうだね
ビックパンはドジョーの血を引く
“魚巨人”肌はぬるぬるだ》ｲﾄﾐﾐｽﾞ
『その上で走るサンジさんも中々ですけどね。』
「何やってんだてめぇは！！！
アホか！！！」ｿﾞﾛ
「速攻ーーーーっ！！！」ﾋﾞｯｸﾊﾟﾝ
え！？
「あァ！！？
誰にアホっつったんだコラ！！！」ｻﾝｼﾞ
ばかーーー！！！
そんなとこに食い付いてる場合じゃないってば！！！
『サ、サンジさん！！！
まえ！！まえ！！
なんかしてきますよーー！！』
「！！！」ｻﾝｼﾞ
「“パンクパス”！！！」ﾋﾞｯｸﾊﾟﾝ
＜パァーーーン！！！＞
「ぐあ！！！」ｻﾝｼﾞ
『サンジ！！』
「！？」ｻﾝｼﾞ
うそ！！
モロくらってたじゃん！！！
大丈夫なの！？
《落下地点に回り込むのはリーダーハンバーグ！！
ーーーーーとロロノアもいるよっ！！》ｲﾄﾐﾐｽﾞ
「てめぇゴールなんかされやがったらたたっ切るぞ！！！」ｿﾞﾛ
「うるせぇてめぇかゴチャゴチャと」ｻﾝｼﾞ
すげぇ、あの状況下でまだ喧嘩してるとか流石！
て、言うかね……さっきの攻撃で普通なら
死ぬからー！！！
とかなんとか意識とんでる間に
巨体が走ってきたーーーー！！！！
《最後方ライン！！！
押し上げるのはビックパン！！！
落下途中のハンバーグを掬い飛ばす！！！》ｲﾄﾐﾐｽﾞ
「“パンクレシーーーブ”！！！」ﾋﾞｯｸﾊﾟﾝ
＜ガシィッ！！！＞
『あっ、』
《敵陣上空ハンバーグサンジをとらえた！！！
ーーこれは〜〜〜っ！！！
リングが射程距離〜〜〜〜〜〜！！！》ｲﾄﾐﾐｽﾞ
「イヒヒ！！」ﾋﾟｸﾙｽ
「ぶしっ！！」ﾋﾞｯｸﾊﾟﾝ
うそ！？
あ、あれ？
ゾロなにしてんの！？
あの巨体投げたんだけど！？
しかもサンジも足蹴にしてるし！！
『もしかしてホントにアタシ足手まといかも…』
なんかしないほうが絶対いいやつだ。
てかしたくない。