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『デービーバックファイト?』


「おう!
海賊が海賊を奪いあうゲームだよ!」シャチ


『なにそれ!?』


「海の何処かにあるという海賊たちの楽園でその昔生まれたゲームだ。

より、いい船乗りを手にいれる為海賊が海賊を奪いあった……らしい。」ペンギン


「まぁ、人とり合戦って訳!!欲しい船員いなけりゃ海賊旗も奪えるしな!」シャチ


『うわくだんねぇ!!
そんなメンドイコトしなくても普通に仲間を集めればいーのに!!
敵の海賊を奪いあうんでしょ?』


「まぁな。
ゲームで仲間になるなんて誇りも糞もないだろうが…それを目的としてる奴もいるらしい。」ペンギン





『そうなんだ…ま、そんなものに出会う確率低そうだしこの船に乗ってたら大丈夫でしょ!ははっ!』

「いやわかんねぇぞ、
お前トラブルメーカーだからな!」シャチ

「言えてるな。」ペンギン


『だ、大丈夫ですーー!!!』







ーーーー


うわ、思い出したよ、マジで!!
帆もなくて旗もないってそうだよね海賊旗奪われればないよね!
それに船員の纏まりのなさと言い!!

これヤバいな!!



『とにかくルフィさん、落ち着きましょう。
冷静に話をしましょう!受けてはだめなんですよ!!それ!!』

「そうだぞルフィ!!」ウソップ


「ホイホイホイホイ!!フェッフェッ!!
バーカ者ォ!!
確かに聞いたぞ!!麦わらのルフィ!!
今勝負を受けると確かにいった!!

言ったな!?ポルチェ!!!」フォクシー


「ええ オヤビン!!
私も聞いたわ!!
お前達今さら撤回出来ると思ってんの!?」ポルチェ

「ぷっ!!ぷぷっ!!
ぷぷぷぷぷぷっ…………!!!

できねぇ」ハンバーグ


「それとも何か……………?
男に二言があるのかい」フォクシー


「ねぇ〜〜〜〜〜っ!!!」ルフィ


「だから乗せられんなって!!!」ウソップ

『そうですよ!!
ルフィさんこれ思ったより事態は深刻ですからね!?』


いやよくよく考えたらアタシは関係ないけど!!

やっぱ巻き込まれそうな予感はするじゃん?



「ん?

おいまてぇ!!」フォクシー


「なんだよ!!!」ルフィ


「そこの女はっ………!!!

まさか!
シェルビア・ウォルテス!!??」フォクシー


「「「「!?」」」」」全

『え!?
いや違います!!』


「嘘をつけぇ!
何故麦わらの船に乗ってやがる!
おい麦わら!
いつの間にこんな大物を!!」フォクシー

嘘じゃねぇよ!!


「元海軍中将の最強女海姫のシェルビア!!
こんなところでお目にかかるなんて!
死んだと言う噂が流れてたのに数ヶ月前また生きてると新聞で報じられたばかりよ!!」ポルチェ

「コイツはおもしれぇ。」フォクシー





「お前マジでなにもんだよ!!」ウソップ

『し、知らないですよ!
勝手に勘違いしてるだけです!!』


「この勝負なかなか面白いことになりそうだフェッフェッフェッ!!!」フォクシー


『いやアタシ麦わらの一味の皆さんにお世話になってる身なので仲間ではありませんし、
ゲームも参加しないというかできませんので。』

「なーにいってんだよ!お前仲間だろ!」ルフィ


「おめーは出てくんな!!」ウソップ

ウソップさん!ナイスツッコミ!!!



「うるせぇ!!

なんでもいい!
コレは海姫を部下に出来るチャンスだぞ!ホイホイホイホイ!!
フェッフェッフェッフェッ!!!」フォクシー



うわ、結局それが目的じゃん!!

『マジで嫌なんだけど…』

「ドンマイ。」ウソップ

『他人事か!!』




「心配すんなって!!
おめーは誰にも渡さねぇから!!」ルフィ


『!!』


いやちょっとかっこ良かったけど!!!

でもそれ普通にゲーム受ける気まんまん発言じゃん!!!


ダメだから!!
喧嘩なら希望はあるけどゲームだし!


『いやあの、ルフィさん…』

「でも勝負は受けるぞ!
あのままにしとけねぇしな!」

『!?』


あ、ちょっとまてよ


『…まさか……』



シェリーちゃんの為?



そうか、だからか…
やっぱ男前だな、ルフィって!


もうなんでも出来ちゃう気がしてきた!!

ゲームを受けるのも仲間に絶対的な信頼があるから!
負けないと言う自信があるから!!


あ、おじさんが構えてた銃をルフィが奪った…



これは、







<ドォーン ドォーン>




まぁ、
ルフィは絶対受ける気がしてたしね。


ただ、



皆お疲れ様でございます。
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