BLUE*CAFE
□13
1ページ/5ページ
『……………はぁ』
「………?どうしたの?りこ?」ベポ
『うん、なんでもないよ?なんでも無いけどさっ…』
最近明かーーーーにトラファルガーに避けられている。
いや前まえから普通に避けられてたけど…そういうのじゃなくって…
近付こうともして来ない。
アタシの気配察して遠回りしたりとか…接触も嫌みたいで…
いやいーけどさ、いやなら嫌で。
でもでも、
『心臓取り返せねーーーじゃんんん!!!!!』
「<びくぅ>!?」ベポ
まあ完全にあの日以降警戒されてしまったのは明らかで…
他の船員たちも避けてるし…
ベポくんはそのままだけど。
ペンギンさんまでも話ても無視パターンだし。
てゆーか小学生かってゆーね!
あーもう!イライラするな!!
はぁ……
なんか…
『…………ベポくん…』
「ん?」ベポ
『アタシ…この世界で生きてて良いのかな……。』
「え、」ベポ
『シェルビアはアタシだから出来るって言ってたけど…
正直…この世界での生きてく理由にはならないんだ。』
どんなにシェルビアの真似をしたって、どんなにシェルビアにそっくりだって、結局はアタシはこの世界では居ないはずの人間なんだ。
『正直……無視が一番こたえるわ…』
「……ごめんね。」ベポ
『なんでベポくんがあやまるの?
むしろありがとうだよ!ベポくんのお陰でアタシ生きてるようなもんだし!ホントありがとう!』
「んーん。俺何にもできないから。りこの心臓のことも、キャプテンのせっとくも全然何も出来なかったし。」ベポ
『トラファルガーは解ってるよ。多分。だけどプライド高そうだし絶対単純だし、低血圧そうだし、めちゃくちゃ不健康そうだし、隈あるし!意地っ張りだし、アホそうだし、バカそうだし、短気だし…』
「!!………………りこ。」ベポ
『…だけど、アタシはそれ以上に彼の海賊としての覚悟と力をみたから、』