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「いくぞ!飯だめしーーー!!」ルフィ

<グイッ>

『うわ!?ちょっとルフィ……さん!』


「ししし。心配すんな!
アイツ等みんないー奴だからよ!」ルフィ


『!!
それはわかって、ますけど…』


「ならいーだろ!<ニカッ>」ルフィ


『……………っ、』




くそー!まぶしい笑顔だな!
知ってるよ!
だからこそ、このままじゃいけないんだって!!



はぁ、

ま、でもとりあえずご飯はいただこう!
サンジのご飯食べてみたかったし!



ーーーーーー

『うっわぁ!美味しそう!!』

「ゆっくり食べるんだぞ!1度に食べると良くないからな!」チョ

『はーい!
いただきまーす!』

「はぁ、能天気ねぇ。」ナミ









ーーーーー











『はーお腹いっぱい!!』

「サンジの飯は最高だろ!」ルフィ

『はい!めっちゃ美味しかったです!ご馳走さまでした!』

「いえいえ
どーぞ食後のコーヒーとタルトですお嬢さん。」サンジ

『あ!やった!デザートだ!
ありがとうございます。いただきまーす。』


うん、コーヒーいい香りだー!
これは始めてのコーヒーかも!
流石サンジだね!

後でどうやって香りだしてんのか聞こーっと!



「はぁ、それで?
結局の所あんたホントに何者なの?」ナミ


『あ、えーっと、』

どうしても知りたいらしいな、ナミさん…
さっきからおんなじ質問繰り返しまくってるし、




………………


ま、でもいっか。
麦わらの一味は平和海賊だし。

言ったってこの先敵にはならないだろう。
てか敵とかやだし。
仲良くやりたい。
あーでもローが許してくれるかな?

ま、そんなことは後から考えればいっかー


『先程言った通りなんですけど、』

「はぁ、またそれ?
結局何も教えてくれないのね。
何者か解らなければこの船には乗せれないわよ!!」ナミ

「……………」ロビン




『もとよりお世話になるなんておこがましい事は考えていませんが……………』


「いや、乗せるぞ!!仲間になるんだ!」ルフィ


「アンタは黙ってなさい!!全くもー」ナミ






『でも、確かに怪し過ぎますよねアタシ。

なので少しだけお話しましょう。』


「!!
何よ急に!」ナミ

「「「「「!?」」」」」全


『まぁ、なんと言うか…大分アタシのせいでご迷惑をかけてる気もしますし、ご飯もご馳走になった上に治療までしてもらってますから。





それにこの船の船長さんの器も知ってるので話しても問題ないかと。』

「「「!?」」」全

『で、その前にアタシの頭は正常ですからね。別におかしくなってなんかないですからね!



はぁー…

実は
アタシ……パラレルワールドのシェルビアなんです。』

「「「「「!?」」」」」全

「はぁ?なんだそりゃ!」ウソップ

「どういうこと!?」ナミ

「!
つまり異世界人、と言うことになるのかしら? 」ロビン

「異世界人〜!!」ルフィ

『まぁはいそうです。
因みにシェルビアはもうホントに死んでます。
アタシがここに居るのはシェルビアの恋する未練を繋げるためで
仲間にその未練を伝える為に呼ばれたんです。


シェルビアの変わりとして。』

「なにその話!信じられないわ!」ナミ


『信じるか信じないかは自由です。
アタシ自信こんな話されても絶対信じてないと思いますし、信じたくないですもんね。
そもそも皆さんに何故襲い掛かったりなんてしたんでしょうか?
ジャブジャブの実を使ってたって言うのも少し疑問です。アタシがシェルビアから能力を借りてた時は髪の色が青になってましたから。今は黒ですし。』


「でも体も水になったのよ。ゾロに斬られたもの!
間違いないわ!」ナミ

『え"、アタシ斬られたの!?』

なにそれ泣きそう。
しかもゾロに!!!






「はぁ〜イマイチ訳がわからないわね〜
アンタ敵なの?そうじゃないの?
まさか懸賞金目当てじゃないでしょうね!?」ナミ

『ちょ!?
そんな滅相もない!!
そもそもそんな命知らずなことしませんから!!
とりあえずシェルビア忘れてくれません?アタシ弱いんですよ!!』

とりあえずスヤスヤの実のことは黙ってよ。あとで正式に言えばいーし。
でもローにあんまり喋るなって言われてたからな〜





「まぁ何でもいーじゃねーか!!」ルフィ

『え!?いや良くないと思いますけど………?』

「おめーらコイツはコイツだろ?
あん時俺らに襲い掛かった奴とは全然別人じゃねぇか!!」ルフィ


『!!?』




「あのなールフィ!!」ウソップ


ホント流石だ…

なんか不覚にも少し涙が出そう…
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