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「行ってしまったわね。」カレン

「何あの子!」

「喜んで行くなんて変な子ね!」

「どういうつもりなのよ!お気に入りになれば余計逃げられないのに!」カレン


『そうなんですか?』

「そうよ!」カレン

『まぁでも逆にラッキーかなー
あっちに注意が行くし!』


「だから逃げられなっ…………はぁ!?」カレン

『あ!どーも!』

「「「「「えぇぇぇぇえぇ!!!!?」」」」」

『しーしー!』

「え!?な、え!?
何でいるのよ!さっきのは??えぇ!?」カレン


『まぁびっくりしますよねー!
アタシ悪魔の実の能力者なんですよ。
さっき錠を外して貰うまではアタシだったんですけど、指パッチンで幻覚を作り出したんです。
王子は今アタシと一緒に過ごしてるってゆー夢を見てるんですよ。現実で。
錠を外して貰わないと身動き取れないですからね!』

さぁ!こっからが本番だし!


『まずはこの檻から出ないことには始まらないなー、どーしよ、んーー、』


あの兵士がもってんのは間違いないんだけど、


「ねぇ、りこ。
私たちにもその作戦協力させてくれないかしら。」カレン

『え?でも、』

さっきは無駄って…


「ごめんなさい。
さっきはあんなこと言ったのにむしがよすぎるって解ってるんだけど、
貴女に乗っかって損はないって本気で思ったの。
さっきの力をみてね。」カレン

『……………、』

「もし、無理なら勝手に付いていくから!お願い!!」カレン

『良いですよ!元よりそのつもりでしたし。』

「え?」カレン


『無駄ってゆーから成功してやろーって!あはっ!
でもそんなことしなくても良かった!
ここを皆ででましょ!!』

「………………………っ、」カレン






(ごめんなさい。ありがとう。)

(いーえ!さぁ!落ち込んでる暇なんてありませんよ!作戦作戦!!)


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