Say!You!

□てでぃ・べあー
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時刻は日付が変わる寸前。

やっとルイと二人きりになれた。

俺とルイは酔いを醒ますためにベランダで夜風に当たっている。



「俺とルイが付き合って今日で1年か〜。」

『1年って早いね。』



何て他愛もない話をしているが俺の心臓の動きは早い。

そろそろ覚悟を決めないと。

俺はテディ・ベアーを部屋からベランダに持ってくるとルイに渡した。



『どうしたの?』



不思議そうに俺の目を見るルイはまだ気づかないようだ。

テディ・ベアーのリボンを解いて俺はルイに本当の誕生日プレゼントを渡そうと左手をとった。



『これっ…。』

「白夜ルイさん、俺と結婚してください。」

『大輔っ!!』

「うぉっ!!」



ルイはテディ・ベアーと一緒に俺に飛びついてきた。

これはOKサインってことでいいのかな?



『ありがとう…。』

「絶対に幸せにするから。」

『うん…。』



そして俺たちはどちらからとも無くキスを繰り返した。




―END―




(はぁ...、緊張した〜…。)
(アハハッ。あ、ちゃんとママDに挨拶しにいかないと!!)
(わ、忘れてたι)





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