aph novel
□放課後
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数ヶ月前。
『おい、ロシア!』
『なぁに?』
くるっと振り返ると、ロシアの後ろには、いわゆる不良とやらが数人いた。
『お前さぁ、ちょっと付き合ってくんねぇ?』
あぁ、これはいわゆる、リンチってやつかな?
『いやだよー、面倒だし』
素直にそう答えると、にやにやしていた不良達が、ふっ、と笑顔を消し、眉を寄せた。
『てめぇ調子に乗ってんじゃ…』
がっと、胸ぐらを掴まれた。
すると、ロシアの中で、ぶちっと何かが切れた。
『顔がえぐれてもしらないよ』
近くにあった水道管を握ると、おもいっきり引き抜いて、不良にくらわした。