buon viaggio

□Merry Christmas!
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※SSページに投入するか迷った会話onlyギャグちっくメリクリ文。
 ブロック分けされたSSだけど、話しは一応繋がってます。
 絵アリ注意。






【Xmas編1】

「なあ、エイフラム」
「何だよ」
「お前クリスマスって知ってるか」
「くりすます?」
「ああ、何でもお供え物を持って煙突から入る事が出来ればその日は夜這いしてもいい日らしいぞ」
「……」


(言い方大事)




【Xmas編2】

「夜這いじゃないしそれサンタ限定らしいけど」
「は?サンタって何だよ」
「さあ」
「おい、エイフラムその本貸せ」
「ぁ」
「何々、サンタは寝ている子供達の枕元にプレゼントを置くじいさん?」
「ふ〜ん」
「サンタはショタコン・ロリコンなのか?」
「……」


(言い方大事)




【Xmas編3】

「しっかし、プレゼントやってもサンタには何の得もねぇのにな」
「まあな」
「しかも世界中のガキにとか単なる暇なじいさんだろ。そこまでしてプレゼント配る意味ってなんなんだ?」
「知るか」
「……はっ!ショタロリの寝顔を見る為か!!」
「そろそろそこから離れてやれよ…」




【Xmas編4】

「まあつまり、サンタは赤色がチャームポイントで夜中にプレゼントをあげるロリコンショタコンじじいって事で、クリスマスはそのじじいの為の日って事か」
「……」
「ん?」
「何だよ」
「いや、赤色でじじいでロリコンって……」
「?」
「お前サンタか!!」
「違ぇよ!!!」




【Xmas編5】

「ねえ、兵長」
『ん?』
「兵長はクリスマスって知ってる?」
『くりすます?』
「うん。何かね、一年間いい子にしていると、寝ている間に煙突からサンタさんって人が来てご褒美にプレゼントくれるんだって」
『ほぉ、そのサンタっていい奴だな!』


(言い方大事、とっても大事)




【Xmas編6】

『子供達が寝ている間にってのがまた粋だな!』
「粋?」
『おう、正体を知らせずお礼の言葉も求めず去るんだろ?』
「う、うん。まあ…」
『くぅっ、男の鏡じゃねぇか!! よし、キーリ!』
「な、何?」
『お前が寝ている間にサンタが来たら俺が代わりに礼を言っとくからな!』


(無邪気な兵長もかわいい)




【Xmas編7】

『サンタかぁ……』
「……。……サンタが、どうしたって?」
「あ、えとね。兵長、サンタみたいになりたいんだって」
「え」
「何かすごく良い人で粋だから憧れるって」
「良い人……粋……憧れる……?(ロリショタ好きなじいさんに?)」


(この後ハー氏の誤解は解けた模様)




【Xmas編8】

「あー…、そういやサンタが被る帽子ってのもらったけど」
『何!?本当か!』
「この妙な赤いトンガリ帽を被って、プレゼントの入った袋を持てばとりあえずサンタっぽくなれるんじゃないか」
『でかしたぞハーヴィー!』
「つっても、見た目だけだけど」
『まあ何事も形からだ!』


(うきうき兵長ぷらいすれす!)
(帽子はきっとヨアヒムがからかいながらハーヴェイに押し付けたとかそんな感じ)




【Xmas編9】

〜取り敢えず兵長に帽子を被せてみた〜

「……」
「……」
「兵長が……」
「……消えたな」
『……。おい、ハーヴィー……
「な、俺のせいじゃねえしそもそも人間用だって兵長も知ってたろ!」




【Xmas編10】

『まったく!貴様は期待させやがって!!』
「だから悪かったって」
「まあまあ、兵長。ハーヴェイだって兵長が喜ぶかと思ったんだよ」
『ふんっ……』
「……あ、そうだ!ねえ、ハーヴェイはこの帽子いらない?」
「ああ」
「じゃあ貰ってもいい?」
「別にいいけど……」




【Xmas編11】

「見て、兵長」
『!』
「兵長サイズに作り直してみたんだけど、どうかな」
「へぇ」
『おお!これなら俺でも平気そうだ!!ありがとな、キーリ!』
「兵長が喜んでくれて良かった。でも、これはハーヴェイの帽子で作ったから、2人から兵長へのプレゼントだね!」
『!!』




【Xmas編12】

『……ハーヴィー、さっきは悪かった』
「別に」
「ふふ」
『キーリもハーヴィーも本当にありがとな!』
「ううん、兵長もいつもありがとう」
『俺からは何もプレゼントしてやれねえけど、代わりにとっておきの曲を流すからな!』





Merry Christmas!!




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