悪ノ召使いを自分なりに解釈してみた。
□悪ノ召使い
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この小説はボカロの
鏡音レン君が歌う『悪ノ召使』を
自分なりに解釈してみたものです。
知らない方は、ユーチューブなどで聞いてみたりすることをオススメします。
あくまで、自分なりの解釈です。
そのところご了承くださいませ m(_ _)m
ついでに言うと、作者が未熟なためどこにいて何をしているのかわからなくなります。
そこもご了承くださいませm(_ _)m
良いですか?
では、スタートッ!!
君は王女 僕は召使
運命分かつ 哀れな双子
君を守る その為ならば
僕は悪にだってなってやる
ォギャーオギャーオギャー
「やりましたね、奥様!!無事に生まれましたよ!!」
「えぇ…本当によかった。でも……声が2人分聞こえるようだけど…?」
僕らは期待の中、生まれたんだ
「はい。……残念な事に……双子の赤ちゃんです。男の子と女の子の…」
「だったら男の子の方は消しなさい。」
祝福するのは教会の鐘
「!!奥様!!それだけはおやめくださいませ。せめて、せめて…」
「せめて何?この国に必要なのはこの仔一人で十分なのよ?」
「そんなことは酷すぎます!!せめて、幼いころは一緒に育てさせてくださいませ。」
「…そうね。そのことについては貴女に一任しましょう。どちらにしろ貴女はこの仔の教育係となってもらうのだから。そうよね?グランマ。」
だけど――――
――――――数年後。
??「レン?レンっ!!ぉーい!!」
レン「えっ!?何!?何がおきたの!?…なんだ、リンか。」
リン「なんだとはなによっ!レンはいつのまにか眠っちゃうんだもん。」
レン「うん。ごめん。それでなにしてたの?」
リン「あのね、花冠。これだよ?」
レン「……リンにしてはがんばったね。」
リン「あっ!そういうこと言うんだ。じゃぁいいよ。本当はレンにあげようと思ってたけどレンにはあげない。グランマにあげるから。」
レン「Σそうだったの!?でもグランマは喜んでくれると思うよ。お母様には花を摘んでビンに入れてもっていってあげよう?」
リン「…やっぱりいいや。この花冠はレンにあげるねっ。」
レン「ぁ、ありがとう///」
??「ぉ嬢様!お嬢様ー!!」
リン「グランマ!!あのね、レンったら酷いのよ?せっかく作った花冠をね…あれ?グランマ?なんで泣いてるの?」
グランマ「……すみません。お嬢様。奥様の命令ですので。」
…だけど大人たちの勝手な都合で
僕らの未来は二つに裂けたんだ―――
レン「わぁっ!!なにする!!はなせっ!!リン!!」
リン「レン!?いやっ!レン!レン!どこいくの!?ねぇ、グランマっ!レンがっ…!レンが連れてかれちゃうよっ!!」
グランマ「すみませんお嬢様。…奥様との約束だったのです。。。」
リン「なによっ!約束ってなにっ!?こんな約束をお母様がするわけないっ!!レンを連れていくなんてっ!!」
グランマ「いいぇ…これは約束であり、命令なのです……奥様がお嬢様方が生まれた時に本当はレン様は消されるはずでした...私はその時間を…その時間を…」
リン「ぇ……?」
グランマ「すみません。お嬢様、すみません!!あぁ…私は…私はレン様の助けるできるだけのことはいたしました。それを決めるのはレン様自身…」
リン「お母様に言ってその命令を取り消してもらわなゃっ!!」
グランマ「だめです、お嬢様!!お母様もう……もうすでに亡くなっておられます……」
リン「どういうことなのよっ!?どうして!?お母様はそんな約束なんかっ……」
グランマ「すみません。すみません……」
執事『――お嬢様。貴女様はこれからはこの国の女王としてこの国をおさめていただきます。』
リン「――なんで?なぜ貴方は奥様が亡くなったのにそうつくろって笑ってられるの?グランマも私も…悲しいのに。レンも一緒にいなくなちゃって悲しいのにっ!!」
執事『お嬢様は新しい女王なのです。そうなる運命なのです。今、この私に言えるのはその一言でごさいます。』
リン「私は……私はレンがいない運命なんていらなかったのにっ!」
――そう、この日、僕らの未来は完全に二つに裂けてしまったんだ。。。
レン「ぉろせっ!おろせっ!どこまで僕を連れて行くつもりだっ!!」
執事『――すみません。坊ちゃん。これはいまは亡き奥様の命令ですので。』
レン「ぃ…今は亡き…?」
執事『はい…そして、新しい女王様にお嬢様…リン様がなられるのです。』
レン「なんでだよっ!なんでいきなりそうなるんだよっ!!これが運命というものなら、そんな運命なんていらなかった!!」
執事『坊ちゃん。お嬢様の近くに居る方法もないわけではございません。』
レン「なんだってっ!?教えてくれ!!僕はリンのそばにいられるならっ…!!」
―――たとえ世界の全てが
執事「…坊ちゃんが召使になるのです。」
――君の敵になろうとも
レン「僕が召使に…?なるさ。なってやる。僕はグランマから教わった知識と教養がある。だからきっとすぐにでもリンのそばに行ける…」
――僕が君を守るから
執事『それだけではたりませんよ。坊ちゃん。』
レン「だったら教えてくれ!お前はお母様の召使だったんだろ!?これからは執事としてリンの側にいるんだろ!?」
執事『…本当になるつもりですか?坊ちゃん。』
レン「本気じゃなけれは貴方には頼まない。」
執事『では、お教えしましょう。私の教えられることがあるのなら。リン様の近くにまた戻れるように…』
――君はそこで笑っていて
執事『お嬢様。新しい召使いが来るようです。』
リン「――そう。こんどは何日続くかしら。この数ヶ月でもう、2,30人はやめたんじゃないかしら。」