試験管の中の世界
ここは高坂未那の
FF・BLEACH・銀魂
二次創作サイト
であります。
あなたは930685人目の
外に焦がれる夢追人。
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あなたの自由です
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登場人物紹介↓
Who are them ?
祝☆750000HIT
★おしらせ
・劇団死神 霊術院芸術祭特別公演『荊姫』公演中。
・死神任侠物語更新中。
・三次創作検討中。
・700000キリリク制作中。
星の降る大地
↑鋼・Dグレ・H×H
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§阿近Ranking§
*BLEACH夢Ranking*
【突発平行連載小説】
劇団死神(しばらく連載)
～荊姫～
(未那カスタム)
キャスト
姫君：天地紗月
王子：檜佐木修兵
王様：東山徹
お妃様：北沢梓
魔法使い：阿近(臨時顧問)
賢者：春樹拓海
他(変更後確定キャスト)
第10話
王子様が魔法使いに追い付いたのは、尖塔の入り口でした。
阿近：なんだ、所詮は政略結婚の相手だろう。
命をかける理由があるか？と。
魔法使いは尋ねました。
実際、黒衣の魔法使いに単独で抗うことは、命を捨てるに等しい行為でした。
並の剣士よりも優れた剣技、並々ならぬ知識と頭のよさに裏打ちされた魔法、生まれ持つ魔力の高さ。
その気になれば、たったひとりで国を滅ぼすだけのチカラを、黒衣の魔法使いは持っていました。
修兵：……道具じゃ、ねぇよ。
阿近：あ？
修兵：あいつは、政略結婚(そんなもの)の道具じゃねぇよ。あんたに向き合うのに、そんな理由なわけ、ないだろ。
剥き身の剣を携えて、王子様は魔法使いを睨みます。
修兵：確かに政略結婚は王族の義務だ。俺たちの身体が血税でできている以上、俺たちにはそれを民に返す義務がある。
阿近：立派な信念だな？
魔法使いは嗤います。
ならば、なおのこと、その相手が紗月である必要などないだろうと。
修兵：あいつに会ったのは、国境の森だ。ただの個人として出会って、惹かれた相手だ。俺は、ただの人間として、あいつを、……、紗月を、取り戻したい。
阿近：ふうん？
魔法使いは嗤います。
阿近：なら、剣で相手してやろう。
得意な獲物だろう？と。
そう言って嗤う魔法使いの手の中で、七竈の杖はひとふりの剣へと姿を変えていきます。
阿近：俺に勝てたら、呪いをといてやるよ。
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最終更新日 2014/12/31
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