妄想駄文
□★大好きな理由(アスシカ)
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アスマは今、シカマルの部屋の目の前にいる。
なぜか、そこで足が止まってしまったのだ。
チャイムを押したくても、怖くて押せない。
何が怖いって?
ああ、それはシカマル。
シカマルは今日、任務中にアスマと喧嘩したのだ。
アスマは今、謝りに来てるのだがシカマルが家に入れてくれるかどうか…。
ピンポーン
チャイムの華やかな音が鳴って、ドタドタドタと階段を駆け下りて来る音が聞こえる。
「いーまあけまーす」
ハァハァと息を切らしたのが明らかに分かる声。
走っていないアスマまで心臓がバクバク鳴っていた。
「……何のようだよ」