小説U
□『逢瀬〜after that〜』
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「…もうそろそろ、限界?…」
ユルユルと、形を成し始めたモノを揉み込まれ、流石に我慢出来ず頷く。
「…分かった…直ぐに気持ち良くしてあげるから…」
笑みを浮かべたキラが、一度頬にキスを落としてから、椅子の前、床に膝を着く。
そして、そのまま反応を見せている下半身、ズボンのベルトに手を掛け、ジッパーを下ろし下着を晒す。
そして、手慣れた仕草で下着の中から反応を見せている自分のモノが摘み出される。
もう、本の目の前、キラの眼前に下半身を晒す事になっている今の状況。
「…もうヌルヌルだよ…?アスランの…」
粘つく液を分泌する先端部分を、キラの指の腹が撫でる。
「───…っ見る…な…っ…」
自分の醜態を、キラの眼前に晒していると思うと堪えられず、目の前に在るキラの頭を引き剥がそうとするが…
「駄目…アスランの全部見せて…」
此方の手など気にしていないかのように、更に顔を近付けるキラ。
微かに吐息が掛る程の距離…
「──────…っ」
「…あ…又ちょっと出てきた…。…見られてるだけでも感じる…?…」
手の中に自身を包み込んだキラが、嬉しそうに此方を見上げてくる。
「……っも…言うな…っぁ…!」
あまりの羞恥に堪えられず、手で顔を覆う。