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□年はじめ 11'01'01
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大晦日という一年の締め括りの日、妖良組は総会を開き此の一年に対しての話し合いを行っていた。
午前零時を迎えると除夜の鐘が聞こえる。



丁度其の時リクオは席を一度外す。自室に戻り以前ぬらりひょんから貰った羽織りを取り出し、普段の着物を脱ぎ正月という事で袴を着用する。着慣れぬ感覚はあるがリクオは少し気に入っていた。
其の上から羽織りを肩に掛ければ再び総会が行われている部屋へと戻る。



良くお似合いで、様になっている等と次々に声を掛けられる中何故か鴆だけは目を逸らせているのに気が付いたのだろう。

リクオはやや心中を曇らせたが今は目の前の話し合いを優先させた。
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