捧げもの

□ハロウィンの魔法
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「だからハリー。例の秘密の恋人、呼んで見たらどう?」

「え!!!だって・・・。」
ハリーはとっさにヴォルデモートが来る事を考えてみた。
呼べばきそうな気もするが、どうなるかは分からない。
大体、あのダンブルドアがいるホグワーツ内に無事入れるかどうかも分からず・・・それに誰が招待したかなんてすぐに分かる。
そうなれば二人の関係は明るみに出てしまう・・・。
悩んでいたハリーの背後で声がし、振り向くとニコニコと笑うダンブルドアがいた。
「おぉハリー。今探しておったんじゃよ。これを渡そうと思ってのう。」
そういって差し出されたのは招待状。

「いつもは叫び屋敷でしか会うことが出来ないようじゃからのう。」

「え!?!?なっなっなんで・・・」
パクパクと口を動かすだけのハリーにダンブルドアは微笑み、楽しみにしとるんじゃよと言い残して去っていってしまった。
「さすがダンブルドア先生・・・。全部お見通しなのね。」
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