捧げもの

□赤ずきんハリー
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ハリーを見送ったヴォルデモートはナギニとともに、近道を急ぎ、先回りをしました。
小さな小屋の戸を軽く叩くと中から返事が返ってきました。
「ルーピン先生、ハリーです。お見舞いにきました。」
なるべく声を高くし、中の返事を待っていると
「おや、ハリーかい?よく来たね。でもなんだか・・・声が低いような…。」
「そんな事ないよ。開けて♪」
しかしなかなか扉は開かず、10秒も経たないうちにヴォルデモーとは扉を蹴破り、中にいた病弱なルーピンに襲い掛かった。
「うわっ!ヴォルデモート!…ってコトはあの声は…。よくあんな声出せたね!?」
「煩い!大人しくしろ!ナギニ!こいつを床下に閉じ込めておけ!」

*************
一方

少しのんびりしすぎたハリーは小屋が見えた途端に走り出した。
扉の前で息を整え、ドアをノックする。するとドアはいとも簡単に倒れ、2度目の衝撃に耐え切れなくなった扉は砕けてしまった。
「あれ・・・!?どうしよう。ま、後で考えよっと。」
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