青春


□高3 5月part1
[俺達の青春]
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「はぁっ」






「……っ」






「んっ…」






「倉田…もう無理」



「自分で言い出したんだろ」




「そりゃ…そうだけどっ

倉田キツいんだもん…」





「ちゃんとやらなきゃ意味ないだろ…」





「っ!!」




「ほら…
しゃべってるともっとキツくなるぞ…」





「もっとキツくなるって…倉田



お前がさっきからキツくしてんじゃねぇかっ!!」






「………36」







「なぜさっきから進まないっ!?」



「はぁっ」







「36…」







「いい加減腰が痛くなってきた…」






「いきなり教室でやるなんて言い出すからだよ…」





「っ// 一旦休憩…」






「はぁ…疲れた」


伊勢崎はそのまましばらく床に寝そべっていた。



「……お疲れ」


倉田がそう言うと伊勢崎はにっこりと笑う。


/そんなに「お疲れ」って言われたのが嬉しかったのか…?

/相変わらずよくわかんないヤツ…




伊勢崎の腕を引っ張って起こしていると

「あっ!!
なんで回数なかなか進まなかったんだよ…」


「ちゃんと上まで上がってなかっただろ?」



「っ///」

/確かにそうだったけど…それは






「おしっ
じゃあ倉田も腹筋やろうぜ!!」







「は?」





「俺押さえとくからさ」





「ちょ…話聞いてた?」





「倉田…最後の体育祭だし全力でやろうぜ?」

伊勢崎は倉田の肩をガシッと掴む。





「だからって
なんでそうなる!?」

伊勢崎は反論する倉田を押し倒していく。



倉田は諦めたらしく起き上がって来ない。




「じゃあ倉田いつでもどうぞ?」

伊勢崎に膝を抱えられる。



/はぁ…
やるしかないか…



ガバッ




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