青春
□高２年～３年の間の春休み
[大切な時間]
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倉田side②
「花見!?」
「そう。」
「どこで??」
「学校」
「はぁ??…本気？」
「うん」
はぁ…
相変わらず俺にはない発想…
「誰が言い出したの？」
「俺!!」
やっぱり…
「俺がみんなで花見してぇって上村に言ったら、倉田はイメージ的に人多い所とか苦手そうだし、来ないんじゃん？って言われて…」
「イメージって…」
まぁ確かに人混みはあまり好きな方ではないけど…
「そしたら、学校ですれば人そんなに多くないし、倉田も来るかもよって話になった。」
どうやったらそういう発想が出てくるんだか…
でも、俺のことを考えてくれた結果ってことなのか…？
それなら…
「いいよ。」
「本当か!?倉田絶対反対すると思った」
「絶対って…」
「おし!!
じゃあ、明日の10時、校門の前に集合な」
本当に急だな…
「で、今日は家で勉強してくの？」
「もちろん」
「じゃあ、どうぞ…」
「おじゃましますっ」
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