激安☆現実味
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べ○ばらの驚き方みたいに目が白くなった平君は、よく解らない感じのポーズをする。結構、様になってのはどうしてだろう?
時「・・・灰色先輩;
滝夜叉丸先輩は大丈夫ですかね;?」
平君のポーズを見かねたシロ君は、何かしらの不安に陥(おちい)ったのか、顔を見上げて私に尋ねてくる。
空『・・・多分;』
大丈夫かどうか解らないので取り敢えず、曖昧な言葉を吐いておく。←(だってしょうがないじゃないんですか(汗))
空(でも、rkrnって何でも有りなんですね。
てか、平君。似合いますねそのポーズ;)
著作権問題を心配しながらもRKRNの凄さに感心した。
そうこうしていると、彼が復活したと思ったら、いきなり私の胸倉を掴み顔を近づけてきた。平君みたいな綺麗めな顔が近くにあるのでドキドキしてしまう。←(何されるか不安です;)
空『・・・どうした・・・平君?』
(ウヘッ!?どうしたんですか平君!?)
空(ハッ!!もしかして、私の心の声が外に飛び出していたとか!?)
バレてしまったと焦るが、これ以上悟られぬよう長年の付き合いである無表情で堪えしのんでいると彼の顔が赤くなり、体を微動だにして涙目ぐんで凄いお怒りのようだ。
平「灰色先輩!!
四郎兵衛だけ狡いです!優秀な私も先輩に撫でれたいです!!」
いきなりの萌える言葉に驚いた私はフリーズしてしまった。何回も頭の中で平君の言葉を繰り返してから数分後にやっとこさ返事をする。
空『何だ、そんな事か・・・。
私なら構いません。
小平太君も抱き着いてる・・・、許可なんて要らない』
(何だ〜、そんな事ですか;(安心)
私なら構いませんよ。むしろ来てくれる事に幸せを感じます(萌)
小平太君も抱き着いてる事ですし、許可なんて要らないですよ)
平「えッ?灰色先輩、良いんですか!?」
疑っている平君に、頷いて本当だよと伝える。
時「滝夜叉丸先輩、灰色先輩は抱き着いて良いみたいですよ。
よかったですね‼︎」
言葉が足りなさすぎる私の解説をシロ君がすると、平君は目をキラキラさせながら早速、私に(※シロ君付き)に抱き着いてきてくれた。
・・・が、天才トラパーの異名を持つ綾部 喜八郎君と近頃、4年生に編入してきた同年代の斎藤 タカ丸君も一緒に。←(何故?)
平「喜八郎にタカ丸さん!
なんで、アンタ達まで麗しの灰色先輩に抱き着いてるんですか!!離れて下さい(怒)」
私から見て右側にいる綾部君と斎藤君に注意(?)をする平君。
因みに、私に抱き着いてる順は(※私から見て)、左から平 滝夜叉丸君→シロ君→綾部 喜八郎君→斎藤 タカ丸君になっております。
綾「だって〜、抱き着くのに許可は要らないって言うから〜」
斎「だって〜、なんか楽しそうだから〜(笑)」
平「「だって〜、から〜」じゃないですよ!
タカ丸さんが言うとチャラ男風に聞こえるんでやめて下さい」
斎「ヒドイよ〜滝夜叉丸君(泣)」
斎藤君は、平君からの毒舌に涙と鼻水を垂らす。
そして、必然的に考えて私の服には斎藤君の涙と鼻水が付く。
空(泣くのは良いんですが、ハンカチぐらいは持ちましょうね斎藤君;)
綾「あ〜あ。滝夜叉丸がタカ丸さん泣かした〜。
ねぇ、三木えも〜ん。なんとかしてよ〜」
田「ドラ○もんみたいに言うな!!」
綾「そんなことはどうでもいいから、速くなんとかしてよ」
田「はぁ〜(溜息)お前が言ったんだろ・・・;
ほら、タカ丸さん。可愛いカノコを見に行きしょう。そうすれば元気もでますって!」