激安☆現実味
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[空Side]
忍タマ1「おーい!そっちに居たかー?」
忍タマ2「いや、居ないよー。灰色で最後なんだけどな;」
忍タマ3「次はあっち方を捜しに行こうぜ!!」
タッタッタ・・・
空(どうやら行ったようですね)
私は話していた忍タマ達の真上にある木の枝に体育座りでポツンと淋しく座っていた。
何故、私がそんな所にいるのかというと授業の一環で身を隠す為の授業。いわゆる"かくれんぼ"を1年は組と行っているからである。
空(私ぐらいのダメくノタマは直ぐに見つかって終了するだろうと鷹を括っていたのですが・・・;何故、私は見つからないのでしょう;?)
遠くの木から馬鹿にしたような鳴き声で飛んでいくカラスが一羽いた。
空(アホー、アホーて・・・ッハ!?もしかして、私の影が薄いせいで見つからないの!?
うわぁー;さっきまで、"H×Hの絶が出来てるんじゃない私?ウハッ♪"みたいな事を考えていた私を誰かなぶり殺して!!
それか、ナタを持って語尾に「〜カナ?」て言う女の子を連れてきて下さい。あの子なら絶対に私をズタボロにしてくれるはず!)
ヤンデレという言葉は彼女の為にあると力説するが、このネタを解る人はいないだろうと自分を呆れながら思った。
空『ハァ〜;』
1年は組の誰でもいいから見つけて貰おうと考えた私は木から降りる。
その辺をウロチョロとしていると目の前に人、一人が入れる程の落とし穴を発見した。
空(穴を見つけたならアレをやるしかないですね・・・)
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