激安☆現実味
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[空side]
鉢「つまらないですが雑用係に任命された委員会同士、宜しくお願いしますね灰色先輩。」
庄「先輩、少しだけ本音が出てますよ。」
鉢屋君の挨拶に苦笑が出てしまうが、宜しくと鉢屋君が出してきた手を握った。
青「握手はそのくらいにしまして、誰を中心に動きます?」
空(ああ;ごめんなさい;
話が進みませんよね;)
鉢屋君の手をペシッと叩き降ろす青葉さんに心の中で謝る。
鉢「いったいなー暴力女。優しくしないと灰色先輩に嫌われちゃうぞ?
ね〜?灰色先輩?」
青葉さんに叩かれた箇所を摩ったあと、私の肩を抱いて同意を求める。
空(え;暴力と言われれば暴力に含まれますが青葉さんの場合、先に話を進めようとしてくれたんで嫌いになる程の事ではないんですが;)
肯定では無いので無言を貫き通していたら、私の目の前を桃色の物体が通り過ぎた。
青「アハハー。ハチヤクンッテバ、オモシロイコトヲイイマスワー。」
鉢「・・・ッ‼」
肩から鉢屋君の腕の重さがなくなったなと思い、彼の方を見てみると青葉さんが鉢屋君にヘッドロックをかけていた。
青葉さんの会話からと楽しそうに青葉さんの腕を叩いている鉢屋君を見て、お巫山戯(おふざけ)程度の気持ちでやってるんだなと二人の事を微笑ましく見つめていた。
尾「それぐらいにしときなよ青葉。話が進まなくなってる。」
そう言いながら私の後輩達(※下級生組)と自身の委員会の後輩達である子等と一緒にお菓子を食べていた。←(あ、私にまで‼ありがとうございます。頂きます。)
青「しょうがないですわね。」
鉢「ゲホッゴホッ‼・・・このッ・・・「三郎。」・・・はいはい。」
技を解除した青葉さんに鉢屋君は何かを言おうとしたが、尾浜君に一喝して抑えた。
もう、尾浜君が中心役で良いのではないかと思う。
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