激安☆現実味

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私に良いように撫で放題されているこの子も満更ではない様で、にこにこと笑顔を作りながら大人しく撫でられていた。


?「あっ!!そうだ、灰色先輩!!
僕の事は知っていると思いますが2年は組の時友 四郎兵衛っていいます。皆から、シロや四郎兵衛って呼ばれているので灰色先輩も名前で呼んでください」

空『・・・シロ君・・・でも良い?』
(じゃあ、シロ君って呼んでも良いですか?)

時「もちろん、いいですよ〜!!」


にやにやし過ぎて気持ち悪い私に対してシロ君は、ぎゅ〜と音がつきそうなほど強く私の事を抱きしめてくる。←(☆ショタ万歳☆)

空(可愛いーよーww龍丸も可愛いけど、シロ君みたいにほんわかした弟も欲しいなぁ)

シロ君にとことん癒されてると、彼が何の為に裏山に来たのかを思い出した。

空(ア゛ッ!!そういえば、シロ君、自主練をすると言ってましたよね;?
名残惜しいですが自主練の邪魔をしてはいけませんし、おばちゃんは退散した方が宜しいですよね)

撫でるのを止めた私にシロ君は、素直に離れて行く。やはり、心の中では撫でられるのが嫌だったんですね。気づけなくてごめんなさいねシロ君;


空『・・・私は先に帰る・・・自主練、頑張って・・・』
(もう大丈夫そうですので、私は先に帰るので自主練、頑張って下さいね)


最後に自主練を応援してから、ニヤけぐわいが酷い顔で忍術学園に帰って行った。
学園に到着後、まだ、ニヤけが止まらなかった私の顔を見た人達は赤くなったり、硬直したり、酷い人は倒れたりしてた。

空(これからはもっと自重出来るように励まなくてわ;)
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