激安☆現実味
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政「それじゃあ、お月に空。俺は鍛練しに行ってくる。」
そういえば、「里の者に鍛練をしてやる!!」と言っていたのを今、思い出した。迷惑とは言わせん。
可愛い娘と優しい伴侶から離れるのは辛いが身体が鈍るのも良くない。
そう言って自分自身に言い聞かせ渋々、鍛練に行こうとするとお月と空が見送ってくれた。若干、手を振る小さな空に心が揺らいでしまった。
お月「行ってらっしゃいませ。空と一緒に政十朗様の帰りをお待ちしております。」
お月の優しい微笑みと空がこっちを見て泣きそうになっているのがわかる。(※勘違いです)
政(よし。今日は鍛練を早く終わらせて帰ろう!!
そして、可愛い娘と妻を愛でよう。)
今日一日で一番迷惑が掛かった者は、彼の部下達だったそうだ。←(自重なんてしてやらねぇよ。)
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