文
□神だって出来ないこともある
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トビ「リーダーっ!おはようございまーす!」
ペイン『ああ、おはよう』
ト「今日も天気悪いっスねー」
ペ『そうだな』
ト「リーダーが降らせたんスかー?」
ペ『まぁ、な』
ト「ボク、雨はあんまり好きじゃないんですよ。リーダーも毎日毎日雨だと憂鬱になりません?」
ペ『いや……俺は別に』
ト「もぉー、そんなんだから周りから陰険中二病とか言われるんスよー!」
ペ『…………』
ト「今度みんなで集まった時に、一発ギャグでもかましてくださいよー!リーダーがやったら絶対盛り上がりますって!
友達もできますよ、きっと」
ペ『遠慮する。俺はそんなに暇じゃないからな』
ト「またまたぁ〜、尾獣集めだってボクらに任せて、リーダーはいつも小南さんとアジトデートじゃないですかー!」
ペ『俺も小南も、他にやらねばならないことが山ほどある。……暁をまとめる存在としてな』
ト「あっ、それはそうと、リーダーって小南さんと幼なじみって噂を聞いたんですけど、本当のところはどーなんスか!?
デイダラ先輩は“幼なじみ”、飛段先輩は“恋人”、角都先輩は“リーダーの片想い”っていう予想をしてたんですけど!」
ペ『かたっ……!?』
ト「え?」
ペ『……いや、小南とは昔からの付き合いなだけだ。
……そんなくだらないことを話していたのか』
ト「えー、だって気になるじゃないですかぁ!ボク達が小南さんと話をしてると、リーダーも途中から入ってくるし!」
ト「……で、ぶっちゃけリーダーは小南さんを“女性”として好きなんじゃありませんか!?
キャー、ついに聞いちゃった〜!今まで誰も触れてなかったのに!」
ペ『……おい、トビ』
ト「はい?」
ペ『あのさぁ、お前の正体がわかった以上、そのキャラで俺に話し掛けてくるのやめてくれない?未だにどう扱ったらいいのかわからないんだよね。
俺さ、どこの馬の骨かもわからない新人が実はマダラだったとか、そういう経験ないから。でしょ?』
ト「……………」
ペ『お前が思っている以上に驚いてるからね、俺』
マダラ「……………ごめん」
end
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なんてくだらない話なんだ!
そしてイライラしたリーダーは口調が変わります。
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