水の妖精

□あ
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『ΣΣルーシィィイイイイ!!!(泣)』


ルーシィ「え、あれ、どうなったの?υ」




エルザが出て行って少したった今

ルーシィ達の石化が解けた


エルザがエバーを倒したらしい




ルーシィ「何があったのよミキ?υ」


『Σラク兄にお仕置きされそうな状況で皆戦いに走り出して残り5人になって外に出れなくてェエエ!!!υ』


カナ「アンタちょっと落ち着きなさいよ!!(怒)」


ビスカ「まぁカナ、ラクサス絡みではしょうがないわよ…υ」




よしよしと私の頭を撫でてくれるビスカ

なんと理解のある子でしょう(泣)

でも私のが年上です(泣)




ハッピー「実はね…」










ハッピーがルーシィ達に全てを説明してくれた


なんて賢い猫だろうか









ルーシィ「・・・・・・」

カナ「・・・・・・」

『Σそんな役立たずみたいな目で見るのやめてくれない!!?(泣)』





確かに私は今此処から出れないですよ!!

出れたとしてもラク兄さん怖いですよ!!(泣)


でもでもだからってその目はヤメテ下さい!!(泣)

とっさにガジルの後ろに隠れた私



ガジル「なんだ?υ」





カナ「本当にアンタはラクサスに…(怒)」


ルーシィ「ミキが怖がるなんてよっぽどなのねぇ…ははυ」


『そうだよルーシィ、ラクサス兄さんのお仕置きは怖いのだよ(泣)』




もう泣くぐらいな(泣)


でもラクサス兄さんは怒った後には必ず泣き止むまで抱きしめたり頭撫で続けてくれた

優しい、優しいラクサス兄さん


こんな事、早くやめてほしいな




『…………υ』


ルーシィ「ミキ…υ」


『………私やっぱり行って来るわ(-"-;)』




ようやく決意が固まった


ラクサス兄さんが好きなら

大切なら



私が止めないと




ガジル「おい!行くって言ってもお前っυ」


カナ「アンタはここから出られないんでしょ!?υ」


ナツ「やめとけやめとけ!お前がラクサスに逆らえるわけねぇって!」


私の決意を揺らすんじゃねぇよテメェ(怒)


ナツ「Σギャー!!(泣)」




ナツのマフラーを掴んでガン飛ばせば

ナツは逃げて行った



ハッピー「でもミキー、本当にどうやって此処から出るの?」



我が友のハッピー君が疑問をぶつけて来ました



『私の星霊の中に、一人だけどんな魔法も私に触れさせない子がいたんだな』


ルーシィ「ぁ、楽園の搭で会わせてくれたゼルエル!」


『そうそう、あれなら……ね(泣)』


カナ「出た後の事を想像して泣きそうになるのやめなさいよ(-_-;)」


『…頑張ります(泣)』



ヤバイな、本気で泣けてくる(泣)

ラク兄さん怒らせるのヤダな(泣)

それでも、ラクサス兄さんが

皆からの恐怖の対象になるのも

嫌われるのも、憎まれるのも


『……………』



私には耐えられない───。







『《響け、光輝く北斗の星へ…

第2の星…ゼルエル・ベネトナシュ》』




























『…………あれ。』

ナツ「どした?」

ルーシィ「し、失敗?υ」



オカシイ、何故かゼルエルが出てこない

何で!?


『Σどどどどどどどこ行ったのゼルエル!?υ』


どこを見てもゼルエルは居ないし!!υ

こんなこと初めてだ!!υ

反抗期?反抗期なのかゼルエル!?

嘘!!υ私はゼルエルくんに何かしたかな!?υ



『Σゼルエルゥウーーーー!!!υ』

ガジル「嫌われたんだろ、ギヒヒ」

『…腹いせにお前を殺すことにした』

ガジル「Σおかしいだろ!!υ」
 

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