水の妖精

□チーズケーキ返せ畜生ォオ
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─フェアリーテイル─















『・・・・υ』









やっとの事で私達は楽園の塔から帰って来たのだが


いざついた改築中だったはずのギルドが凄いデカくなって完成し、君臨していた事に激しく驚いた




ルーシィ「ミキ、口が空いてるよ…」


『ルーシィも空いてるぞー……』



ナツもグレイもエルザも口が空いてる


そりゃあね…こんな変わりはててしまえば開いた口が塞がらないって…υ

てかいつまで私達はギルドの門で突っ立ってるんだろうか





ロキ「その開いた口、僕が塞いでいいかなミキ」


『…閉じろ獅子宮の扉』


ロキ「あ、ちょ…っ!υ」




シュルンと消えたロキ



何しに出てきたんだあの人は(怒)


用もないのに私の魔力わざわざ使って出てくるなよ(怒)


少しイラッとしながらポケットに鍵をしまう




エルザ「?、ミキ、ロキの鍵は首にかけないのか?」


『え、ああ、何かチェーンが壊れたみたいでさ……首にさげらんないのだよ…(-"-;)』




シモンのせいだ…シモンのせいだ絶対(怒)

次あったらボディブローだ(怒)




ロキ「それは一大事じゃないか!!υ」


閉じろ獅子宮の扉(怒)


ロキ「フッ、残念だねミキ…今度は僕の魔力で来たから無駄だよ」



チッチッチッと指を振るロキに殺意がわいた


ΣΣてかどんだけ出てきたいんだよオイ!!(怒)




チャリ……


ロキ「あ…本当だね、切れてる…」



私の手から勝手に獅子宮の鍵を取ってチェーンの切れ目をマジマジと見るロキ




ロキ「これは大変だ、常に僕とミキを繋ぐ大切なチェーンが切れるなんて…

ミキ、待ってて、直ぐに直してくるから!!」



サングラスをキランと輝かせて鍵を持ったまま逃走しだしたロキ



『ΣΣ何してんのちょっとォオオオ!!υ』




手を伸ばしてみたが、時…既に遅し…


ロキは町の方向へ消えてしまった


あ、あの馬鹿な人ウザイんだけど…(泣)


てか何でギルド帰って来て、門で既に疲れないといけないんだよ畜生(泣)




グレイ「つか、ロキの奴もチェーンだけ持ってけばよくねぇか…?υ」


エルザ「そんな事にも気がつかない程一大事だったんだろう…」


『もうほって置こう、それより早く入ろう…』




これ以上疲れたくない…(泣)

























これは何のお祭り騒ぎだ…



中に入ればグッズショップがあったり、オープンカフェあったり、プールがあったりで広くなったギルドでみんな遊び放題していた




てか……てか……



『ΣΣプールだキャホォオオオ!!!!』


グレイ「Σお前服着てんの忘れんなよ!!υ」


『Σええい離せグレイ!!(怒)

Σお前は服を脱ぐんじゃないよ!!(怒)』


グレイ「Σあ゙…υ」



いつの間にか服を脱いでいたグレイがプールに飛び込もうとした私を止める

コノヤロウ…(泣)



ナツ「前と違う」



ナツは何か不満そうに顔半分をマフラーに埋めている…υ





エルザ「何をしているミキ、早くマスターに帰りを報告にし行くぞ
もたもたするな!」


『Σあい!!υ』


ルーシィ「出たハッピー3号……(-"-;)」




とりあえずプールは諦めた私はエルザに走ってついて行きギルドの奥へとすすんだ












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