水の妖精

□クソナツみっけたァア!
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頭痛い…………


首痛い…………


トイレ行きたい……




『Σハッ!!トイレ!!υ』



ガバッと起き上がった時、1番に見えたのは知らない天井だ



ど、どこだ此処は(・_・;)



まだ少し痛い頭をさすりながら前に来た後ろ髪を書き上げて辺りを見回すと

何故か知らない部屋の、知らないベッドで寝ていた


ああ、これはあれか…どこぞの変態オヤジが私の美しいドレス姿に見とれてしまい

我慢できずに拉致監禁……と。



早く出よう!!υ

大変危険なニオイがする!!υ


そして私のトイレも限界に近いっ(泣)



ベッドから飛び降りて



扉に向かった




ガチャガチャ!



『Σマジか!!υ』



鍵かかかってるし!!!υ



Σガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!!!



『ΣΣ出せコノヤロォオオオ!!υ(泣)』



ヤバいってマジで!!超ピンチ!!

19にもなってもらすとか勘弁だから!!(泣)



鍵!鍵!!υ


この部屋のどっかに鍵とかないかな

運よく…運よく!!!υ




『ああ!!そうだ!!私鍵一個持ってんじゃーんw』




ロキの鍵を使って出れないかなー!

鍵は鍵だし!!

↑【馬鹿の考え】




スッと胸元に触れる


触れる……触れ…………………あれ。



サワサワサワサワ!υ



『な、ない!υ、ロキの鍵ない!!!?υ』




Σ何故何でどうしてWhy!!??υ


嘘だ、嘘だ嘘だ!?υ



お、おおお、おおおおお、おお落ち着け!!υ



ベッドだよ、どうせベッドにあるに違いなーい!!υ



枕に落ちていたりとかそんな感じの落ちに決まってる!!υ


ハハハ、ビビらせんなよ(笑)υ






『・・・・・・・』





Σないないないない!!!υ


ΣΣ何処にもない!!!(泣)




『ど、どどどどどうしようか(-"-;)

鍵無くすとか私…

死のうかな、もう死んだ方がいいかな私っ(泣)』




あああ、もう面倒になって来たな…υ




『水竜の 咆哮!!!』











ドォオオオ!!!




















『フハハハ!!!私に不可能なんてないんだよ!!!』




扉をぶっ壊して部屋の外へ出た



って…



『Σ廊下長っ!!(゜゜;ノ)ノ』




目の前と後ろには果てしない廊下が続いていた




「なっ、お前やっと起きたのか!?υ
つか扉っ!υ」




前から歩いて来るターバンを巻いたデカイ男




『ΣΣお前か私を拉致監禁したのはァアアア!!(怒)』




Σバキィッ!!!



「痛゙っ!!υ、ヤメロ!!υ俺の話を聞けレイデーゼ!!υ」


『な、何で私の名前をっ…!υ
ハッ!υ、まさか拉致監禁の罪を重ねる前にストーカー!?υ』


「何だこの面倒臭い展開は(-"-;)」




呆れたみたいにため息をつかれた


被害者の私がなんでこんな扱いを(泣)




『オーケーオーケー、じゃあ一緒に一枚だけ写真を撮ってあげるから帰り道とトイレの場所を教えて』


「Σ違うって言ってるだろ!!υ」




何が違うのかこの変態犯罪者め




『仕方ない、ホッペにキスくらいならやってあげるから』


「ちょっと黙れ!!υ話が進まん!υ」


『はい?話』


シモン「まずは自己紹介からだ

俺はシモン、お前の仲間のエルザとは…まぁ古い知り合いだ」


『ちょっと待って、その話長い?!
私トイレ我慢の限界なんだけど!!υ』


シモン「はぁ……υ」






























































『ほー、なるほどね』




トイレを済ませた私は

今の状況を聞いた


まず否定されたのは、シモンはストーカーでもなければ拉致はしたが監禁した覚えはないらしい




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