水の妖精
□私を置いてかないで…っ
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─フェアリーテイル─
温泉から帰って来て次の日の昼
ルーシィとカウンターに座った
なんでも昨日ロキはルーシィに会ったらしい
しかも何故かルーシィはイライラしている
こ…怖い…υ
何があったんだ…υ
聞いても何も答えてくれないし…υ
ロキ…とりあえず私の前に出て来ないわけを言って下さい
次に、貴方は私のお友達であり、隣に座っていらっしゃるルーシィ様に何をしたんですか(怒)
30文字以内で述べなさい
この2つの返答によってはぶっ殺します(怒)
ルーシィ「『はぁぁ…υ』」
ミラ「あらあらυ」
──夜──
バフン
ベッドに飛び込んだ
スッキリしない、スッキリしない、スッキリしない、スッキリしない
モヤモヤする、モヤモヤする、モヤモヤする、モヤモヤする(泣)
『Σわあああああ!!(怒)』
グシャグシャと頭を掻き回した
『Σなーんーなーんだあああああ!!(泣)』
普段頭なんてあんまり使わないから考えるとウゼー!!(怒)
イラつく!!何このモヤモヤ!?
Σ何このモヤモヤ!!?
『…………ゔーあー…』
何を考えてんのさ…
ロキ……
ただひたすらボーッと天井を見上げた
Σドンドン!!
ルーシィ「ミキ!!ミキいる!?υ」
ルーシィ?υ
すぐに扉を開けた
ガチャ
ルーシィ「ミキ!!聞いて!!υ」
『Σ何!?υ』
すごい血相のルーシィが私の肩を掴んだ
ルーシィ「ロキが…フェアリーテイルを出て行ったらしいの!!」
『…え……?υ』
ルーシィ「ギルドの皆が今探してる!
ねぇミキ、貴女は何処までロキの事を知っているの?υ」
『女好き。』
ルーシィ「Σそーゆう事じゃないわよ!!(°□°;)」
ツッコミ入りましたーυ
ルーシィ「さっき…星霊で調べたんだけどね
ロキと関係する星霊魔導士検索したら
出て来た名前はカレン・リリカ
有名な星霊魔導士よね」
カレンは確かに有名な星霊魔導士だった
私も星霊魔導士だからカレンは良く調べた
確か数年前に死んでしまったはず
ルーシィ「ねぇミキ…
もしかしてロキは…」
ルーシィ「『星霊…』」
私とルーシィの声が重なった
ルーシィ「やっぱり…気がついていたのね」
『いや、そうじゃなくて
何となく、星霊なんじゃないかって思っていただけで
確信はなかったし
まさかと思って…(-"-;)』
え、やっぱりロキ星霊なの?υ
『いやいやいや、でも私がロキに会ったの約3年前だし?υ
星霊がそんな長い間………?υ』
ルーシィ「わからないわ…っ、でも今はロキの所へ行ってあげて!!υ」
『…………ルーシィも一
緒に来て…』
体が震えた
最近ロキの様子が変だった
それにロキが本当に星霊なら
もう限界を超えてしまっているはず…
『……怖いよ……ロキが居なくなるの…怖いっ……』
急にカタカタ震える肩を自分で抱きしめた
ルーシィ「ミキ…υ
いいわ、行きましょう!!」
私はルーシィに手を引かれて家を出た
ザアアアアアアア…
やって来たのは大きな滝にグルリと囲まれた崖
崖の先端にはお墓がある
そこにロキがいた
『ロキ!!』
ロキ「!、ミキ!!?υ
それにルーシィも…υ」
驚いた顔をするロキ
久しぶりだな顔見るの…
『カレンのお墓の前にいるって事は……
ロキ………本当に星霊なの…?υ』
ロキは目を見開いた
、