水の妖精

□結局はこうなる
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   ──家──
















ああ…、何か体があったかいー……


ふわふわしてて気持ちいいー………







クスッ
「ミキ、朝だよ
朝食を食べに行こう?

だからほら、起きて」





誰………?


まだ寝かせてよ……










『…………』




欝すら目を開けると眩しかった

め、目がっ…




『…ん?』


ロキ「おはよ、愛しのミキ」




起きたら満面の笑顔のロキに抱き抱えられていた




『ぎ











ぎゃああああああ!!!(泣)




Σバシーッン!!




ロキ「Σグフッ!!」



グラッ



『Σゔわっ!υ』




Σドッシーン!!














『ったたぁー…υ』


ロキ「ご、ごめんよミキ!υ
だ、大丈夫かい!?υ」


『だ…大丈夫……υ』




ロキは私に殴られたせいでバランスを崩して2人で床に倒れた


ロキの上に落ちた私も膝がかなり痛い(泣)





『ごめんロキ…υ、大丈夫?υ』


ロキ「ミキは軽いから平気さ」




笑うロキに少し安心した

私が乗ってしまったから肋骨でも折れていたらどうしようかと思った




『てかロキが私を抱き抱えてたから悪いんだけどね!?υ』




ロキは寝起きの悪い私を毎朝起こしに来てくれる

2、3年前からずっとそうだ

引っ付いて来なければ私の面倒をよくみてくれるいい人なんだけどな…υ





ロキ「可愛い寝顔を見ていたらついね(笑)

それより朝食を食べに行こうミキ!」


『やだ、朝は食べたくないー』


ロキ「ダメだ。
朝はきちんと食べてもう少し太くなってもいいんだから」




ΣΣ私に太れってか!?υ




























































─フェアリーテイル─











Σバァン!!



『はよー』



カナ「おはようミキ、ロキ」



うわっ、朝から酒飲むなよカナ!!υ

今更か…(-"-;)





マカロフ「おぉミキ、昨日は会えんかったなぁ

仕事はどうじゃったー?」




マスターがカウンターの上に座って話しかけて来た




『もう完璧にこなして来てやったよ(笑)』



マカロフ「ハッハッハ!さすがは我がフェアリーテイルの魔導士じゃ!!」




豪快に笑うマスター





エルフマン「おい?、ミキ、お前ナツ達はどうしたんだ?」




エルフマンがデカイ図体でやって来た




『は?υ、どうしたって知らないけど…?υ』




私はナツとかといつも一緒にいるわけじゃないんだけど…υ




エルフマン「ナツ達が朝一にお前の家に行くと言っていたんだぞ?υ」


『はあ?υ』




Σ何故私の家!?υ




ミラ「ミキともチーム組んだからー、って張り切ってエルザ達と貴女を誘いに行ったみたいよ?

でもすれ違いになっちゃったのね…υ」




ああ、そう言う事か




ロキ「ミキ…僕と言うモノがありながらナツ達とチームを組んだのか!?υ」


『ΣΣ引っ掛かる点があったぞ今!?υ』




何なんだよ”僕と言うモノがありながら“ってのは!!υ


お前は私の何ですか!!(泣)





ロキ「そんな…酷い…

Σあんまりだぁああ!!!(泣)」



『あーあ、行っちゃった…』



「おはようミキ!」



ロキの後ろ姿を見守っていると声をかけられた

振り返ればレビィ達がいる




『レビィ…!と…その他おはよー』



「「ΣΣその他って何だよ!!υ」」




レビィの後ろにいつも通りいたジェットとドロイが騒いだ




『名前覚えにくいんだよ!!存在薄いし!υ』


ドロイ「Σ酷くないかそれ!?」


ジェット「俺達の何処が薄いんだよ!υ」





全部だよ全ー部。





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