水の妖精

□是非、是非お友達に
1ページ/4ページ








































































ガッシャァアン!!!





『Σゥオオラ死ね死ね死ね死ねェエエ!!!(怒)』




グレイ「Σわ、悪かったってミキ!!υ」


ナツ「Σギャー!υ」


『Σ待てゴルァ!!(怒)』






ルーシィ「Σな、何なのあの人〜っ!!?υ」








問1、私が何故こんな初っ端からナツ&グレイにぶちギレているか





それを説明するのには15分前に遡る


























 ──15分前…──









私は仕事から2週間ぶりにギルドに帰って来て

ミラの出してくれたジュースとケーキをカウンターで食べていた



ここで一つ言っておきます

私は甘いモノが死ぬほど大好きです!!


いや、むしろ、命か甘いモノかって聞かれたら迷わず甘いモノとこたえるだろう


だから、もうこの時点では絶好調にご機嫌


ウッハウハでケーキを堪能してましたさ




そうしたら横に金髪の見慣れない女の子が来た

誰でしょう




ルーシィ「こ、こんにちは!私ルーシィって言います!

フェアリーテイルに入ったばっかりだけど、よろしくお願いします!」




新人さんでしたか!




『ルイージ』


ルーシィ「ΣΣルーシィですっ!(泣)」




可愛いわりにはツッコミが鋭いな(笑)




ミラ「ダメよミキ、ルーシィをイジメちゃ」


『Σえ゙ぇ、私がいつイジメた!?υ』




ただちょっとした冗談をかましてみただけなんだけど




『私ミキ・レイデーゼ
気軽にミキと呼んで!』




笑って手を差し出せばルーシィは、うん!と頷いて握手をしてくれた


ん゙?、何か肩に違和感が…




ロキ「ミキ!!
久しぶりだね、君に会えない日をどれだけ苦痛に感じていたか…っ

何故僕に一言も無しに仕事へ行ってしまったのかな

そうだ、今から2人きりでお茶でも」




ロキが私の肩に手を回してキラキラ一人で光り輝きながサングラスをクイッと上げた




『あ゙ー、ウザイ(怒)』

ルーシィ「ろ、ロキ…υ」




Σビクゥ!!

ロキ「Σル、ルーシィ!?υ
Σごめんミキ!また今夜誘いに来るから!!υ」




そう言って走って逃げて行くロキ


珍しかった、ロキが私から直ぐに離れるのは初めてではないかと言うくらいだ



『ハハッ、ラッキー!(笑)

でも今なんかルーシィ見て逃げて行かなかったロキ…υ』



首を傾げた私にミラがふふふと笑った


何??υ




ミラ「ルーシィは星霊魔導士なのよ」


『Σマジで!?』



ギュッ



『是非、是非私とお友達に。』



ルーシィ「Σ急に態度変わったーっ!?υ」





私はルーシィの手をギュッと握った






ガッシャーン!!




ナツ「Σっやりやがったなこのパンツ野郎が!!」


グレイ「うるっせーんだよ炎野郎が!」








あー、何か後ろで騒がしいのが2人いるけど無視な方向で






それより星霊魔導士だ!!!




ルーシィ「ね、ねぇ、何なの??υ」


ミラ「ミキも一応は星霊を使うのよ(笑)」


ルーシィ「え!本当!?」


『多分ルーシィが考える星霊ではないけど


是非、是非お友達に。』


ルーシィ「ΣΣ2回目ェエエ!?υ」





だって自分以外の星霊魔導士に会うの初めてなんだもん!υ




『ようこそ、フェアリーテイルへルーシィ!!

是非お友達に!!』


ルーシィ「も、もぅいいわよそれ…υ

でも…私でよければよろしくお願いします!」


『Σやったぁああ!!私達の仲だ、敬語無しでいこうかルーシィ!!』




無茶苦茶嬉しい!!
私の使う以外の星霊を見れるんだ(涙)




『あ、そうだ、微妙な敬語はいらないよルーシィ!』


ルーシィ「Σ失礼な!υ」




私達のやり取りをミラが優しく見守っている


星霊魔導士の友達が隣にいる


ケーキが目の前にある


嗚呼、何て幸せな空間何だろう(涙)







次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ