水の妖精
□真っ暗でみえませーん!
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ロキ「こんな事はどうって事ないさ
僕達の深い愛で包まれた茨の道には誰も踏み込む事はできないからね(キラキラ)」
『キラキラウザイし、何言ってんのか全然わからないんだけど(-"-;)』
しかし本当に助かったなぁ
『あ、そろそろルーシィ達の所に戻んないとυ』
ロキ「もう少し…此処に居ない?」
座ってニッコリ笑いながら見上げてくるロキ
私は仕方なく岩に座った
『そういえば、そのスーツと髪の感じ
初めて会った時もまんまそのスタイルだったよね
サングラスは無かったけど』
ロキ「え」
目をパチクリとさせるロキ
な、何か私マズイ事でも言った!!?υ
なんでそんな顔してんの!!?υ
ロキ「覚えていてくれたんだね…」
『さりげなく肩を抱き寄せるな女っタラシが(怒)』
ロキ「痛い痛い!υ」
肩を掴んで来た手首を反対側に捻ってやった
ロキ「女の子と遊ぶのはもう止めたよ
もともとカレンへの罪の意識を紛らわすために始めた事だったけど
初めから僕にはキミが居たから無意味だった
だから、拗ねないで(笑)」
『誰がいつどの状況で拗ねたコノヤロー(怒)』
無茶苦茶イラつくんですけどこの人!!(゜゜怒)
海に突き落としてやろうか(怒)
ロキ「ミキ」
『なに?』
ロキ「僕のお願い聞いてくれてありがとう」
トン…、と私の首から下げていた物を指さす
『別に、ロキの頼みならこんくらい』
チャリチャリと鎖で遊ぶ私を見てロキはフワリと笑う
ロキ「好きだよミキ……大好きだ」
『はいはい』
一つ言っておこう
こう言う言葉はたまに聞くからジーンときたり
キュンとしたりするわけで
ほぼ毎日言われていると効果は全くなくなる。
──ホテル──
『アーッハッハッハ!!!!グレイ最高ー(笑)』
夕方、ホテルの地下にあるゲーム場で遊ぶ私、グレイ、ナツにハッピー
私は一様軽いドレスアップをした
髪の毛セットするのに手間取ったけど…υ
グレイ「そう言えば、エルザ達は?」
『ああ、ルーシィがエルザ迎えに行ってる(笑)』
椅子に座ってゲームをする私とグレイ
ナツは向こうでハッピーと遊んでる
グレイ「ま、何でもいーけどよ
お前ロキは?海じゃ出てきてただろ??」
『ああ、ロキも星霊界での生活も一応あるんじゃん?
何か用事があるからって帰って行きましたさ(笑)』
帰る時相当煩かったけどね…(-"-;)
グレイ「お前は大丈夫なのか?」
『は?何がー…?』
グレイ「いや、ロキが居なくて寂しいとかねぇの?」
『え、私普段ロキと四六時中一緒ってわけじゃないんだけど(-"-;)』
グレイ「そうなのか?」
『それに、今じゃあロキはいつも一緒にいるから』
鍵を握る私
「あ、あの」
声が思いの外近くからした
椅子を反転させて見ると、私と似た髪色の女がいた
だ、誰だ
「ぐ、グレイ様…」
『グレイ…様ァア!!?υ
ΣΣ見損なったぞグレイ!!υ』
グレイ「ΣΣ何でだよ!!υ
っつーかお前、ファントムの…υ」
ふ、ふ
『ΣΣファントムゥウウ!!?υ
よくも私のカウンターをっ(怒)』
グレイ「Σまだ言うか!!υ」
だ、だってベストプレイスを…(泣)
グレイ「何でお前が?」
『いやいやいや、話を進めないで!?υ
私まだこの子が誰かワカラナーイ!!υ』
「私っ!!ジュビアと言います!」
『ジュビア?』
え、何だろう…
『ん゙ー、何故か私、凄く貴女と親近感沸いてるんだけど……(・_・?)』
グレイ「はあ?υ」
ジュビア「ジュビアも!!ジュビアも同じ事を思いました!!」
グレイが訳分からないと言ったように首を捻る
、