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□俺の気持ち
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『あのサクラを大事だと思ったのは俺じゃない…お前だろう!』


わかってるよ…わかってる
でも、今の俺には何もできない…飛王に囚われているから…でも

それでも、守りたい気持ちは変わってない…心が無くなったとしても

サクラだけじゃなく小狼も…だから機会を待ってたんだ…飛王を倒せる事を。

だが、俺にはできない…だから小狼に倒してほしくて小狼を刺す演技をしたんだ…

『アイツを殺してくれ…』
微かに小狼は頷いた
死んだふりをした小狼を飛王の所へ引きずった。

そして飛王を刺した。

でも一度刺して死ぬような奴じゃない…

飛王は取り出した剣を小狼に突き立てようとした…

俺はスキをみて小狼の腕を引っ張り俺が盾となった。
これは意味があってした。
『どうして…俺を…』

『知りたかったからだ…あの言葉の続きを…』

そうあの続きを…あの時サクラを刺してしまった時サクラは何か言いかけた…だがそれを言う前に桜の花びらとなって散った…。

あの感触は未だに残ってる
刺された俺は横たわりファイさんから奪ってしまった魔力が解け、息が途切れ途切れになりながら俺は…

『黒鋼さん…ファイさん…モコナ…サクラ…小狼……ごめんなさい…ありがとう』

そういった俺はガラスとなって砕け散った…

あとは…頼んだぞ…小…狼





本当に…アリガトウ。







あとがき

ツバサ26巻と23巻参照デスあと勝手な言葉あてはめてます
たぶんこんな事言ってそうだなーって程度デス

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