ツバサクロニクル
□私立堀鐔学園2
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次の日の放課後。
教室。
ガヤガヤ…
四「はあー…学園祭が近づくにつれ忙しいなあ」
と呟く四月一日。
百「そりゃそーだろ。」
とツッコム百目鬼。
四「おまっ!いちいちツッコムな!」
とぎゃーぎゃー言ってる間に、
ひ「四月一日君と百目鬼君仲良しだね。」
ヒョコッとひまわりがB組にやってきていた。
四「ひまわりちゃーん!」
と大喜びで叫ぶ四月一日。
を無視してひまわりが、百目鬼に
ひ「百目鬼くん、墨でなにをかこうとしてるの?」
(ひ…ひまわりちゃ〜ん。)
心の中で悲しそうに叫ぶ四月一日。
百「教室の前におく掲示板?のやつだ。」
ひ「へぇーw」
まさか…
と四月一日が
四「おい…百目鬼。まさか黒一色で書こうとして…?」
と聞くと間がなく答えた。
百「ああ。」
ビシャアアアアアッ!!
四「お前馬鹿か!『メイドカフェ』を何黒一色で書こうとするんだっ!!もっとポップでキュートに書くもんだろうが!!」
と、言うと百目鬼が呟く。
百「ポップでキュート…」
スッ…
四「おい。何黒でまた書こうとしてるんだよ!」
百「これしか持ってきてねぇ。」
するとーー…
サ「じゃあ…美術室に行ってペンキ貰ってくるね。」
と教室内にいたサクラが言った。
四「えっいいよいいよ!サクラちゃんにもやることあるだろうし」
サ「今ちょうど一段落ついたとこだし…いいかな?」
四「サクラちゃんが言うなら。」
とニコッと返した。
その笑顔で百目鬼の方に向き…
四「お前もいけよ?あと、サクラちゃんに重いものもたせんなよ?」
と、どす黒い笑顔で言った
そんなの関係なく百目鬼は
「ああ。」
と返事した。
ーーーー…
ガララララッ…
サ「ありがとうございましたー。」
美術室から出てきたサクラと百目鬼は来た道を戻ろうとした。
すると…
あれ?
サ「ねえ…百目鬼君。あれって小狼君?」
と聞くとサクラの見ている目線に映した。
百「…に見えるな。」
サ「でも、小狼君今縫い物で動けないって言ってたし」
(そこ省略しましたw)
百「そうだったな。」
そして、
前にいた小狼らしき姿はもう居なかった。