ツバサクロニクル

□私立堀鐔学園2
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キーンコーンカーン…

「はあーやっと授業がおわったあー」

と呟く四月一日。

「そうだね。」

と返事する小狼。

四「にしても…暑いなぁ。」
「それは…6月だから暑いに決まってるだろ。」

と百目鬼が言う。

「わかっとるわ!!」

と言う(ツッコミ?)四月一日。

小「でも、本当に暑いね。」
百「小狼はもっと暑いところ行ったことありんじゃないのか?」

小「いや…でもこんなに湿気が多い国は初めてだよ」

四「そっか…小狼いろんな国に行ってたもんな。」

小「うん。」

すると…

ガララララッ…

ドアが開いた。

「あの…お話の途中にごめんなさい…えっと」

サクラだった。

四「サクラちゃん!どうしたの?」

サ「あの企画書渡しに行こうと思って。」

小「企画書?堀鐔祭の出し物の?」

サ「うん。そうなの」

四「じゃあ、C組のまとまったんだね」

サ「うん」

小「そういえば、B組とC組と合同だよね。なになったの?」

四「それはまだ内緒さ。企画書を渡して、そのあと皆に言うつもりだから。」

小「そうなんだ。」

と気になりながらも言う。
サ「じゃあ職員室に行ってくるね。」

小「うん」

ーーーーーー…職員室。

コンコンッ…

ドアを叩くと黒鋼先生の声がした。

「おお…入れ。」

ガチャッ…

四サ「失礼します。」

黒「ああ…どうした。」

四「学園祭企画書の提出に来ました。」

黒「ああ…今日だったな。」
サ「はい。えっとB組とC組はメイドカフェに…」

と言いかけた瞬間。

「あらメイドカフェ?いいじゃない」

四「うわああああ?!」

ドンガラガッシャーン!

とずっこけた四月一日。

ユ「よいしょっと…相変わらずリアクションが大きいわね。四月一日。」

出てきたのはユウコ先生だった。
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