ツバサクロニクル
□私立堀鐔学園2
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ガララララッ…
教室
四「あっおかえりー…よしサクラちゃん一つで百目鬼四つだな。」
と二人の持っているペンキの数をみた四月一日。
するとサクラが、
小狼の方へ近づき…
サ「あの…小狼君。」
サクラの声に気づいた小狼は後ろに振り向いた。
小「え?何?」
と不思議そうに返す小狼。
サ「小狼君…ずっとここにいたよね?」
小「…え?うん。いたよ?」
サ「……。」
とサクラが悩むような顔をした。
それに気づいた小狼は
小「何かあった?」
サ「あ…あのね」
ガララララッ…
急に教室のドアが開いた。
そこにいたのは、
フ「作業中ごめんねーちょっと小狼君にお話があって、今から職員室に来てもらいたいんだけどー大丈夫かな?」
ファイからの呼び出しだった。
小「あっはい!今行きます。…じゃあその話あとから話してくれないかな。」
と真剣な顔をして言った。
サ「う…うん。」
と返事と一緒に頷いた。
そして小狼は教室から出て行った。
すると四月一日が
四「何かあったのか?」
百「…小狼らしき姿をみた。」
四「は?ならいま…」
サ「ちがうの…さっきペンキを取りに行った帰りに…みたの。」
四「…え?でも、小狼はその間ずっとこの教室にいたぞ?」
百「…」
サ「…」
ユ「ドッペルゲンガー」
!?
四サ「え?!」
またしても急に声が聞こえた…しかもまた窓から。
百「ドッペルゲンガー…」
四「ユユユウコ先生?!何ですかいきなり!」
ユ「だっておもしろそうな話聞こえちゃったんだもーんw」
四「おもしろい話って…」
サ「あの、ドッペルゲンガーって…まさか。」
ユ「まあ、でもそんなことな…」
四「百目鬼!その小狼の姿をした奴どこでみたか!。」
百「職員室付近。」
サ「行かなくちゃっ」
バッ…
四「オレらも行くぞ!来い!百目鬼!」
グイッ…
ダダダダダ…
ユ「…ないって言おうとしたけど…まあこれはこれで面白くなりそうね。」