表駄文
□nudeなキモチ
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「した……………だろ?」
「えっ?」
カガリの言ってる意味が分からず、ラクスは思わず聞き返す。
「だっ、だからっ!!……ア、アスランと…///」
「アスラン…と?」
「………ッチ……したんだろ?///」
「??」
「だからぁっ、…エッ……エ…………/////」
「エ?」
「エッ……………エッチ……だ…/////」
「………え…///」
さすがのラクスもそこまで予測はしてなかったのか、大きな目を更に見開き、ぱちくりさせる。
「だっ、だって!つき合ってたって事は…好き合ってた…って事だろ?だったら…その…何度かシた…んだろうなっ…って…思った…から……////」
話す度に顔がカッカと赤くなり、言葉をどもらせながらも何とか話を続ける。
一方のラクスは、余りの事に思考かついていけず、やや混乱していた。
“エッチ…って、あの……エッチ…ですわよね……////”
カガリの口から出た思い掛けないその単語に、ラクスもついつい顔が赤らめる。
確かに彼らは傍目から見ても仲のいい事はラクスも重々知っている。ただ、どちらかと言えば恋人同士というより、寧ろ友達感覚という印象が強い。
それだけに、ラクスにしてみれば意外と思えたのだ。
――と、ここでラクスははた、と気付く。
よくよく見れば、カガリの顔は赤いばかりか、今にも泣き方な表情をしている。
それは、余程自身に取って大変な恥じらいを経験しなければ出ないもの――。
“まさか………”
ラクスは慎重に慎重を重ね、そっとカガリに訊ねた。
「カガリさん…もしかして、アスランと………」
その問いに動揺するも、カガリは観念したのか、小さくこくり、と頷いた。
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