表駄文
□Fascinate drop
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「−大丈夫か?」
耳元で声が聞こえ、思わず顔を見上げる。
−えっ?///
そこにいたのは確かにアスランだけど…何処か違う。
頬を伝う水滴
その髪先から滴り落ちる滴
はだけたシャツから
のぞく鎖骨。
そして胸元…
−Fascinate drop−
「ぅっ…わぁぁあああっっっ!?!?!?///」
私は反射的にアスランを突き飛ばし、思わず後ろに下がった。
突然の私の行動にアスランは顔をきょとんとさせた、すぐにクスクスと笑い出し
「ほらっ!」
近くに置いてあったバスタオルを1枚掴むと、私の方に向かって放り渡した。
「とにかく早く体ふけよ。風邪ひくぞ」
−突然の雨だった。
久しぶりに休みが取れて、アスランと2人海に行ったはいいんだけど…。
予報では快晴だって言ってたくせに、それが見事に外れて。たまたま近場にアスハ家専用のコテージがあったからよかったけどさぁ…。
薄暗い部屋の中、ずぶ濡れの状態で…アスランと2人きり。///
…これって…状況的にすっごくヤバくないか!?υυ