D.Gray-man

□Fullmoon & Deep dark※R18
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満月は、あいつの印。



【Fullmoon & Deep dark】



「いてぇんだよ…この馬鹿ウサギ」

ユウはそう言ってラビを睨んだ。肌に残る跡が痛々しい。
ラビはまったく動じないどころか、それを見て楽しんでいるように見えた。

「我慢、我慢。忍耐力が足りないよ、ユウちゃん」

言いながらひょいとベルトを拾い上げ、ラビは再びそれを振った。
ぱしんっと音が響き、ユウの白い肌に赤い筋が残る。

「ひっ…ぁ…///」

痛いはずなのに、ユウの体は何故かラビがベルトを振るうのを待っている。

「だんだん躾がなってきたね…俺の努力の賜物さ♪」

楽しげに笑っているラビは、無邪気な子供のようにも、非道な悪魔のようにも見えた。
それなのに離れられないのは、情なのか、それとも。

「ユウ、腰上げて♪」

ラビの注文は、容赦なく続く。それを強く断れないのは、どんな仕打ちが待っているのかを、体がよく覚えているからだ。
ユウは必死で羞恥心を殺しながら、ラビの注文どおり腰を上げた。

「いい子だね、ユウ。ちゃんとできるじゃん」

ラビはそう言ってユウの秘所に触れる。
ユウはびくりと肩を揺らした。ラビは、そんなユウの様子に楽しげに笑った。
何も言わずに、くっ、と中にラビが指を入れると、ユウは思わず力を入れてしまった。

「力抜くさ、ユウ…じゃねえと痛いのはユウだよ?」

気遣っているような言葉なのに、そのはしばしが笑っている。
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