短編
□転校生は変わりもの
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沢田綱吉争奪戦(※だぁれだ参照)から数日後。
「十代目---!!」
自称右腕
獄寺隼人が帰ってきた。
「獄寺くん帰ってきたんだ!
よかった。」
…本人は気付いてないだろうが
表情と発言が一致していない。
明らかに迷惑そうな顔をしてしまっている。
「そんなこと言っていただけるなんて…、光栄です!!」
あれがお世辞だということに気付かないほうにも
いささか問題がありそうだ。
「あれ、ってか獄寺くんどうしたの?」
「え?
リボーンさんから
聞いてないんすか?」
"リボーンから"
それを聞いただけで嫌な予感しかしない、
とツナは思った。
「おせぇぞダメツナ。」
「げッ…、リボーン…。」
そんなわけで
もはや逃げることなど不可能になってしまった。