短編
□約束
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-5分後-
「お待たせしました。
どこか行くんですか?」
「うん。
でも着いてからの
お楽しみね。」
そう言って
俺をバイクに乗せて
走りだした。
しばらくすると…。
「うわぁ……!!
すごいっ!!」
目の前に広がるのは
青い海。
少しして雲雀さんが
バイクを止めた。
「よかった。」
・・・?
「何がですか?」
「海に来れば
君が喜ぶと思ったから。
やっぱり来て正解だったね。
まぁ綱吉は
単純だからね?」
「嬉しいけど
嬉しくないんですけど!!」
でも
雲雀さんの
そういうところが
好きなんだよな。
そしてあっという間に
日が暮れはじめ…。