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□胃薬どうぞ?
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『マスター、今からどこに行くんですか?』

先ほどルーファウスもとい社長の部屋から出たクミはレノについて行った。しかしレノは何故か行く場所を教えてくれなかった。なんでだろう?しかもさっきから一言も話さないし…。
それにしても長い廊下だなー。そろそろ30分は歩いたんだけどなー






ちなみにレノの脳内では…
※ここからレノの妄想が入ります。

クミの奴なんで俺を選んだんだ?

…もしかして…
俺に惚れた?
ちょっ!なんだよ!嬉しいじゃんかよ、と
モテる男も辛いぞ、と

まぁ、俺みたいなかっこいい男をほっとく女なんているはずがないだろうな、と

でも俺はクミ一筋でいくつもりだから他の女とは別れないとな。

きっと社長達羨ましがるだろうな
と、このようなもの凄く痛々しい妄想を繰り広げていた。

レノの顔といったらもうニヤニヤしているよ!(1人でニヤニヤしているものだから周りの方々が凄く心配そうだよ!)


『マスター…?』

「うぉ!?どした!?」

あまりにも心配なのでとうとうレノに話かけたクミだった。

『いつ目的地に着くのですか?目の前はもう壁でしかないのですけど…』


…あれ?

どうやらレノは考え過ぎてしまって目的地を通り過ぎちゃったみたい!(馬鹿だ!)

結局、レノとクミは引き返して再び目的地を目指した。
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